こんにちは、notoricoです**
これまで主に、能登半島で出遭った景色をモチーフとして、『海・水』にまつわる作品をつくってきました。
透明度や海の色合いを意識しながら、
身につけるだけでなく見ていて楽しいアクセサリーであることがnotorico作品のモットーの1つです。
春夏に使っていただきやすい作品が多かったのですが、
秋冬も変わらずnotoricoの世界をお楽しみいただけるような新シリーズをつくりたい!
・・・そう考えて試作を繰り返し、なんだかんだで2,3ヶ月が経っていました。
そして、ようやく新シリーズの代表作となりうるいくつかの作品が完成!
新シリーズは、その名も【潤花・watering -dried flower-】です。
◆「潤いのドライフラワー...はて。」、そのリアクション、正解です
反語だし、文法おかしいのでは?
と突っ込みたくなくネーミングですが、
違和感を楽しんでほしいという願いもあります。
なぜこのシリーズが生まれたのか、ご紹介したいと思います。
秋冬って、服装も景色もどんどんシックになるイメージがあるし、
草木もしだいに枯れたり散ったりしていきますよね。
哀愁を感じるし、すこし寂しくなるような。
そんなイメージを浮かべた時、こんなことを思ったんですよ。
『もしも、枯れてしまった草木に潤いを与えたらどうなるかな』...
notoricoでモチーフとして来たのは『海・水』そのもののテクスチャーだったのですが、
能登で見た綺麗な海や水を、他の素材に投影してみる表現にチャレンジした、という感じです。
「潤い」と「乾き」は反語ですが、
組み合わせることでお互いを引き立ててくれるんじゃないかなと期待しました。
実際に、ドライフラワーに能登で見た海のグラデーションを合わせてみると幻想的で、
落ち着いた雰囲気のなかにも「色」を感じられるアイテムになったなと思います。
シリーズ内でいくつか作品を発表していくので、ぜひギャラリーからご覧いただけると嬉しいです。
これからもnotoricoをよろしくお願いいたします**