・繊細な装飾が多いため着脱の際やアクセサリー等の引っかけにご注意ください。

・刺繍、ビーズ、スパンコール等の変形・変色の恐れがありますので、クリーニング屋さんでのお手入れをお願いいたします。(ご家庭でお洗濯するとシワや縮み、刺繍部分へのダメージが生じたり、外れたパーツにより洗濯機などを損傷する可能性もあります。生地が綿やポリエステルの場合、全く洗濯できないということはないですが、ダメージが生じた場合の保証はできかねますのでご注意ください)

・装飾部分への直接のアイロン掛けは避けてください。


●インナー(アンダードレス、ペチコート等)
・着心地を良くするため繊細な素材を使っていますので、ドライクリーニングをお勧めいたします。

・シルクやキュプラは繊細な素材ですので水に弱くシワや縮みの原因となりますのでご注意ください。また濡れている状態ですと生地が弱く、ほつれや破れ等の原因になります。

・ご家庭で洗う場合はお湯ではなく水を使い、手で押し洗いをおすすめしますが、作品の性質上、シワや縮みがでやすいのでご理解ください。洗濯機をご使用の際はネットをご使用ください。乾燥機のご使用はお避けください。

・塩素系の漂白剤のご使用はお避けください。

・色物に関しましては色移りの可能性もございますので単独でのお洗濯をお勧めいたします。



その他、気になる点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

お手入れについて

DiorやCHANELに代表される、オートクチュールブランドでは、オートクチュール刺繍と呼ばれる技法で、ドレスにビーズやスパンコールなどを縫い付けています。それは、華やかで、煌びやかで、圧倒的な存在感があります。しかし、それを着ることができるのは、限られたシチュエーションであり、限られた人々です。

普段の生活の中で着られるアイテムで、「そんな雰囲気の服を、気軽に身につけられたら…」というところから、オートクチュール刺繍ポケットのシャツやブラウスが生まれました。あなたも、着るだけでちょっと気分が華やぐ、そんなお洋服を体験してみてはいかがでしょうか？


オートクチュール刺繍ポケットの誕生ストーリー

ワンピースの「着丈(スカート丈)」をもとに、身長別にどれくらいの丈になるのか、気になる方も多いと思うのでシミュレーションイラストを作ってみました。

※実際に着てみると、同じ身長でも骨格やふくよかさによって丈は多少長くなったり短くなったりしますので、あくまでも目安とお考えください。

身長別スカート丈シミュレーション

オートクチュール刺繍というのは、DiorやCHANELに代表される一流ブランドのドレスなどに用いられるフランス伝統の刺繍技法です。特殊なかぎ針を使ってステッチを施したり、ビーズを縫いつけたりします。時には、数十時間、数百時間という途方もない時間をかけて1着のドレスのために、機械ではなく手刺繍で飾っていくのです。

その美しさは、心が奪われるほどうっとりするものです。オートクチュール刺繍が施されたドレスというのは、実際に目にすると息を飲むほどの存在感なのです。

オートクチュール刺繍の基本は、オーガンジーという透ける布に裏からビーズ等を透かして刺繍していくのですが、お針子倶楽部では透けない洋服の生地に刺繍していくため、指先の感覚だけを頼りに、ビーズやスパンコールが見えない状態で刺していきます。手先の器用さと経験が必要な、根気のいる刺繍なのです。

そのため、長い時間をかけて刺繍が出来上がった時の喜びはひとしおです。

お針子倶楽部では、この刺繍によって、着る人にときめきを感じてもらえたら…という気持ちを、一つ一つのビーズに思いを込めて、刺繍に取り組んでいます。

オートクチュール刺繍とは？

「オートクチュール」とは、オーダーメイドの一点ものの服、そしてお店のことです。代表的なのはDiorやCHANELなど一流ブランドが、オートクチュール部門を持っています。

そこで作られたドレスは、レッドカーペットなどで世界的な女優たちが身にまとうドレスや、各国の王族やセレブリティの結婚式でウェディングドレスとして目にすることができます。

もちろん、ドレスだけでなく、たとえばコンサートやランチ会などで着るワンピースや、会社の社長として表に立つ方が日々お召しになるスーツを注文されたり、また着心地の良い日常着を求めて注文される場合もあります。
見た目の華やかさだけでなく、自分の体型にぴったり合わせた着心地がバツグンに良い服を求めて、オーダーされることもあります。
自分の肌に合わせた生地を選んだり、シルエットを工夫することにより、スリムに見せることができたり、若々しく見えたり、と一度味わったらやめられない、そんな魅力もあるのが、オートクチュールの世界です。

オートクチュールとは？

◆お針子Hさん
・高校生の時に服作りに目覚め、寝食忘れて服を縫う生活。
・フリーランスのグラフィック&WEBデザイナーとして働きながら、オープンカレッジで本格的な服作りを勉強。
・休業し、文化服装学院に入学。
・卒業制作にて学院長賞受賞。
・オートクチュール専攻科卒業。
・著名人の服も手がけるオートクチュールサロンで縫製スタッフとして働く。
・現在、育休中。育児の合間にお針子倶楽部で服を作る。

◆お針子Rさん
・高校卒業後、文化服装学院に入学。
・オートクチュール専攻科を卒業。
・ハイクオリティなシャツを手がける縫製工房勤務。
・フリーのお針子として独立。

◆お針子Nさん
・アパレル企業勤務。
・会社員を辞め、文化服装学院に入学。
・オートクチュール専攻科を卒業。
・衣装制作アトリエ勤務。
・オートクチュール店勤務。
・フリーのお針子として独立。


お針子倶楽部

お針子倶楽部のレター一覧