「日々失われていく下町の情景を、カタチに残したい」
そんな思いから、起こし文を作り続けています。
私は東京、根津で生まれ育ち、
現在は谷中を拠点に制作活動をしています。
生まれてからずっと、下町で育ちました。
小さい頃に見た景色を、大人になってまた見ると、
なんとも言えない嬉しさが込み上げてきますね。
古い建物が次々を消えていくなか、はがきに起こすことで、
カタチに残し、誰かの心に残し、
これからも世代を超えて、伝えていきたいです。
起こし文の「街並はがき」は、
私が見てきた下町の風景をモチーフに
はがきに起こしてきましたが、
今回は谷中にある実際の建物を再現した
「谷中はがきシリーズ」をご紹介!
下町の街並みは、店と人、人と人をつなぐ場所。
はがきを通して、これからもずっと残していきたい、
あたたかくて、大切な場所です。