一度作品に仕上げたものの、いまいちしっくりこないという事がままあります。
そんな時は思いきって一から作り直してしまおうという事例です。

パイライトがギラギラと輝く存在感抜群のイサカピークターコイズ。
表面にテクスチャーを施しただけのストレートアームのリングにしていたのですが、石が個性的なのに対し全体的に地味な仕上がりとなっていました。
そこで今回はアームの形状もカーブを効かせたものとし、さらにスタンプワークでコントラストをつけたスタイルを目指すことにしました。

手順としては・・・
古いリングから石を外し、フクリンから作り直します。①
2mm厚の銀板からアームのアウトラインをカットします。②③
そしてスタンプワークによりデザインを施していきます。④
・・・ここからもう少しスタンプを入れていくか現在思案中です。

サイズは８～１５号くらいの範囲で仕上げられそうですので、ご興味ありましたらお気軽にメッセージお寄せください。

（作品ページ）https://minne.com/items/20395047

また「石は気に入っているんだけどリングデザインが飽きてきた」といったケースや「リングからペンダントに仕立て直したい」などリメイク、リフォームのご相談もお受け付けしております。

リングのリメイク(1)

イサカピークターコイズリングをリメイクした事例の続きです。

テクスチャ－を施しただけのストレートアームがどうもピンとこなかったのでスタンプワークでデザインしたスタイルに。

（作品ページ）https://minne.com/items/20395047

アームのアウトラインにカーブをつけた結果、角度によって様々なシェイプに見えるようになりました。
石が長型トライアングルでパイライトも入った存在感溢れる一品でしたので、アームも個性的なデザインにすることでより一体感が出たような気がします。

同じ石でもリングをリメイクすることで新たな一面を引き出せる一例になったかと思います。
まだ石留め前ですので8～15.5号でサイズオーダー受付可能です。ご興味ありましたらメッセージお寄せください。

「石は気に入っているんだけどリングデザインが飽きてきた」といったケースや「リングからペンダントに仕立て直したい」などリメイク、リフォームのご相談もお受け付けしております。

リングのリメイク(2)

画像の石は共に米ネバダ州ロイストン鉱山産出のターコイズになります。

産地や鉱山によって様々な特徴が現れるのがターコイズですが、このロイストンは特にカラーバリエーションが幅広いという特徴があります。

左側はしっとりとした明るい青にごく僅か緑味も感じられるスカイブルーでスタビライズドされたもの、一方、右側は深緑と濃厚な茶が特徴の所謂「ミリタリーグリーン」と言われるカラーで100%ナチュラルのものとなります。

また現在ギャラリーにアップしているカボション（https://minne.com/items/14883407）は明るめの緑にゴールドがかった黄土色のマトリクスが入ったものでこちらもロイストンらしい一石かと思います。

多種多様な魅力を放っているロイストンターコイズは自分だけの一点物オリジナルアクセサリーにぴったりの素材です。オーダー製作の候補としてご検討ください。

※画像のスカイブルー(スタビライズド済)、ミリタリーグリーン(100%ナチュラル)はまだギャラリーにアップしておりませんが、販売可能ですのでご興味ありましたらどうぞメッセージにてお問い合わせください。（☆一部販売済み）

ロイストンターコイズ

通常はリングを製作する場合、まず使用する石を決めてからデザインを考えていきますが、今回はまずアームのデザインから進めています。

少し凝ったデザインで個性的な仕上がりを意識してみたいと思います。

アウトラインにウェーブをつけたラインにすることで独特な雰囲気を目指し、・・・①

チゼルワークとスタンプワークで表情をつけていきます。・・・②③

最大幅が約10mm、ぱっと見はボリューミーな感じに見えるかもしれませんが、最小幅は約4mmですので意外と軽快な装着感のリングになりました。・・・④

この後、サンバースト部分にドロップを各１ヶづつ配置してアーム部分は完成です。

さてどんな石がこのアームに似合うかですが・・・どちらかというとやや小さめサイズの石が良さそうですね。
形もシンプルなオーバル形状だけでなく、ちょっと変わった形状の石でも合うかも知れません。

※ちょっと小さめのビズビーを乗せました。作品ページをご覧下さい。

ビズビー ターコイズ シルバーリング Bisbee Turquoise 

#minne https://minne.com/items/20793109

リングアームのデザイン

中に写真などを入れておけるロケット・・・作ってみました。

良質なナチュラルターコイズを使ってシンプルにかつ立体感も感じられるデザインを目指しています。

製作する上でのポイントとしては、開閉式にするための蝶番と、蓋が閉まったときにパチッと止まるようにするフックが重要になってきます。

表蓋とバチカンはオーバーレイ技法でシャープなサンバーストに、立体的に仕上げるため表裏共に曲面とすることで厚みを持たせていますので、写真以外にも小物など入れておけそうです。

工程が一般のペンダントよりも数倍手間のかかるロケットですが、作り手として興味深く製作の過程を楽しめた一品になりました。

#minne https://minne.com/items/21174677

通常のペンダントトップよりややお高めですが、オリジナル一点物でオーダーメイドも出来ますので、ご興味ありましたらお気軽に問い合わせください。



ロケットペンダントの製作

蜘蛛の巣状にマトリクスが入った状態のスパイダーウェブ。

こちらの画像の石はその中でも特に細かいブラックのウェブが入った、マイクロスパイダーウェブのキングマンになります。

キングマンターコイズの多くは樹脂で安定化された「スタビライズドもの」がほとんどですが、こちらは100%ナチュラル。

ナチュラルならではの雰囲気が漂っていて、見る角度によって様々な表情を見せてくれます。

写真左から２番目のものはマトリクスにパイライト結晶も混じっているようで、キラキラと反射する表情は存在感抜群です。

トップグレードのものはとんでもないプライスがついてたりもしますが、年々流通量が減っていることを考えると希少価値は今後も高まっていく・・・天然ターコイズの宿命と言えるかもしれません。

※ギャラリーにアップしておりませんが、販売可能ですのでご興味ありましたらどうぞメッセージにてお問い合わせください。


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