デコパージュについてとニスタイプとレジン加工タイプをまとめてみました。
デコパージュとは
ペーパーナプキン等を専用の接着剤を用いて貼る技法のことです。
ペーパーが接着剤や水を吸って縮むので、多かれ少なかれシワが出来ます。このシワは、ペーパーの素材によって出来やすさやシワの入り方が違いますが、必ず出来ます。
写真は光の当たり方等でシワが見えにくくなっている作品もありますが、どの作品にもシワが出来ますので、印刷タイプのケースと全く異なるものと認識して頂いた方がいいかもしれません。
シワが出来にくい素材は、和紙になります。
ハードケースより手帳型タイプの方がシワは目立ちにくくなりますが、シワがなくなるわけではないので、ご理解ください。手帳型の場合は、なるべく折り曲げないようにご利用いただいた方がコーティングが長持ちします。絵柄が剥がれてきた場合は、ハードタイプと同じようにご自身でメンテナンスが必要になります。
また、手帳型については、印刷タイプも販売しておりますので、デコパージュ作品を印刷のものとお間違えないようにお願いします。
ニスタイプ
良い点
・お値段がお手頃価格なので、気軽に付け替えて楽しめます。
・とても軽いです。
・ざらざらした質感で、手にフィットする感じになります。
悪い点
・デコパージュ後にニスでコーティングしているだけになりますので、四隅や端は念入りに接着していますが、使用しているうちに摩擦等で剥がれる場合がございます。ご自身で修復は可能です。
・人によっては、においやべたつきが感じられるようです。
・表面はざらざらしていて、シワがありますので、印刷タイプのイメージをお持ちの方はおススメ出来ません。
・スマホリング等の取り付けもおススメ出来ません。
レジンタイプ
良い点
・表面を透明のレジン液(樹脂)でコーティングする為、プラスチックのような質感になり、表面がフラットで耐久性があがります。サイドが剥がれる心配もございません。
・においやべたつきについては、ほとんど解消されます。(においに敏感なお客様の場合は、レジン加工でも気になる場合がある為、おススメ出来ません)
・細かいシワについてはほとんど目立たなくなります。印刷タイプに近いイメージになります。(印刷ではございません)
・スマホリングの取り付けが出来ます。
悪い点
・ニスタイプと比較すると少し重さが感じられます。
・追加料金がかかります。
・制作上、どうしても空気を含む為、とても細かい気泡が出来ます。
・筆でレジンを塗るため、塗りむらが見られる場合もございます。
個人的には、長くご利用したい場合や、スマホリングを取り付けたい場合、においやべたつき、シワが気になる場合はレジン加工をおススメしています。
気軽にケースを付け替えて楽しみたい方やざらざらした質感がお好きな方はニス加工をおススメします。
レビューでご報告が多いにおい・べたつき・シワに関しては、デコパージュの特性になります。レジン加工をすることでほとんどが改善されます。(シワに関しては、細かい場合は見えなくなりますが完全には見えなくなりません)また、においに関しては、使用しているうちに消えるとの報告を多数受けております。
その他、何か疑問点や質問がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。