ポーリングアートとは数種類のアクリル絵の具を順番に紙コップに入れ、それを一気にキャンバスに垂らし込みキャンバスを傾け、絵の具の流動性を生かしてマーブル模様を作り出すアートです。

普通は作品を作る際、下書きをしたり、頭の中でデザインを考えてそれに沿って作るものですが、ポーリングアートは異なります。作品が完全に乾くまでその出来上がりを想像することはできません。つまり、試してみなければ分からないのです。このアートの魅力はそこにあります。

それを私はアクセサリーに応用しました。キャンバスの代わりが石塑粘土で作った土台です。そこに絵の具を垂らし込み小さなポーリングアートの作品を作り上げています。


ペンダントトップや飾りバレッタの作成には3〜4日かかります。
1.粘土で型取りをし完全に乾かします。
2.表面にヤスリをかけなめらかにします。1回ではまだ凸凹があるので、そこにまた粘土を埋め込み、乾かし、ヤスリをかけます（これを２～３回繰り返します）
3.絵の具で色付けをします。（この時失敗することもしばしばあります）。そして、板付きバチカン又はバレッタを接着。接着剤が完全に乾くのを待つ。
4.レジンでコーティングし完成。

時間がかかるので大量には作れませんが、これから少しずつ出品していきますので、よろしくお願いします。


ポーリングアートを応用したアクセサリー

私は元々アクセサリー作りが趣味でした。問屋街の浅草橋へ出かけ、お店に入ってたくさんのキラキラしたビーズや石を眺めているととても幸せな気持ちになります。特に私はスワロフスキーやチェコのビーズが好きで、よく買い揃えてはただひたすらアクセサリーを作り自分の身に付けて楽しんでいました。

そんなことを何年も続けているうちに私の作ったアクセサリーを誰かに付けてもらいたいと思うようになりました。

以前からハンドメイド作品のオンラインマーケットは知ってはいましたが見たことが無かったので、ちょっと覗いてみたところ、すっかり自信を失い一旦は諦めました。其れというのもあまりにも可愛くて綺麗な作品ばかりだったからです。

でも、暫くしてやっぱり出品したいという気持ちが再び沸き起こり、何かいいアイデアはないかとYou tubeを見ていたところ、（私にとって）珍しい動画を見つけました。色々な絵の具をキャンバスにだら～んと垂らして抽象的な模様が出来ていく動画でした。これがポーリングアート（又はフルイードアート）と呼ばれるものです。

「これだ！」これをアクセサリーに応用したら良いのではないかと思い、早速、紙の上で試してみました。始めは上手くマーブル模様が出せませんでしたが、何回も練習していくうちに上手く出来るようになりました。

そしてこれをアクセサリーに応用するには大きめの土台にした方が良いと思い、まずはペンダント部分を粘土で作成し、その上に色付けしてみました。赤と白の絵の具で試してみたところ思いの外上手く出来、よしこれで行こうと決心し作品作りを始めました。こうして私のマーブル模様が特徴のアクセサリーが出来上がりました。

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