卒業式や表彰式など、大切な節目の式典で目にする賞状盆。黒く艶やかな盆にのせられた賞状が、より一層厳かな雰囲気を演出してくれます。
今回は、賞状盆の歴史や種類、選び方についてご紹介します。
【賞状盆ってどんなもの?】
賞状盆は、卒業証書や表彰状、メダルなどを丁寧に授与するためのお盆のこと。
黒盆(くろぼん)や表彰盆(ひょうしょうぼん)とも呼ばれ、学校や企業、自治体の式典などで広く使われています。
【賞状盆の歴史】
賞状の歴史はとても古く、紀元前の中国にさかのぼります。日本では、鎌倉時代に武士へ「感状」が授けられたのが始まり。
江戸時代には寺子屋で成績優秀な子どもに賞状を渡す習慣があり、明治以降は学業や功績をたたえる場面で定着しました。
賞状盆も、こうした大切な証書を格式高く渡すために発展してきたんですね。
【どんな場面で使われるの?】
卒業式・入学式:証書を受け取る晴れの日に
表彰式・昇進式:頑張りをたたえる特別な瞬間に
自治体の記念式典:功績をたたえる表彰の場面で
警察・自衛隊の入隊式:節目を大切にする式典で
【 賞状盆の選び方】
サイズ:証書より少し大きめを選ぶと美しく見えます。
素材:木製(重厚感)、MDF(軽くて扱いやすい)、プラスチック(耐久性◎)。
塗装:漆塗り(高級感)、カシュー塗り(光沢感)、ウレタン塗り(丈夫で実用的)。
縁の色:金縁は華やかに、黒縁は落ち着いた印象に。
\おすすめの賞状盆/
指紋や傷がつきにくく、賞状が取り出しやすいデザインで、式典の準備もスムーズに。
https://minne.com/items/41096224
賞状盆は、特別な瞬間をより引き立てる大切なアイテム。格式高い雰囲気を演出するだけでなく、証書を丁寧に扱うためにも欠かせません。用途や場面に合わせて、ぴったりのものを選んでくださいね。