#2. わたしが「北欧」と書くとき

#2. わたしが「北欧」と書くとき

こんにちは、shikisai-embroideryです。 私の作品には、モチーフが四季のもの、自然のもの、そして「北欧」のものがあります。 (北欧系の作品にはタイトルに「北欧」と入れています。) 「四季のもの」=シーズンもの、「自然のもの」=植物や動物のモチーフのもの、 という風に割とお客さまにも伝わりやすいのではないかと考えているのですが、 (この2つが重なっているものもあります) 「北欧」は何を指しているのか分かりにくいかも・・・と前々から思っていました。 そこで今回は、shikisai-embroideryの作品における「北欧」について説明したいと思います。 TwitterやInstagramでフォローしてくださっている方やminneのプロフィールを読んでくださった方はすでにご存じかと思いますが 私は約1年の短期滞在でしたが、ノルウェーに住んでいたことがあります。 そこで過ごした時間は濃密で、今の私を形成する多くの経験や学びがありました。 当時、ミニ旅行でスウェーデンにも行きました。 とても美しいところで魅了されましたが、やはりノルウェーには特に愛着を感じています。 ですので、私が「北欧」と書くときに主に意識しているのは「ノルウェー」のことです。 しかしノルウェーの文化だと思って作り始めたモチーフが、やはりご近所さんだからか、意外と周辺の北欧諸国にもある文化だと気付くことが多くて。 特にノルウェーとスウェーデンは言葉もよく似ているしお隣の国で歴史上の関わりもずっと深い国どうしですから、結構「こんなところも一緒なんだ!」と思うことがあります。 このため、作品のモチーフが「ノルウェーだけのもの」みたいになってしまうと誤った情報になってしまいますし 何より、お客さまにも「ノルウェー」よりも雰囲気をイメージして頂きやすいような気もしまして 「北欧」と表記するようにしています。 余談ですが、私のお気に入りの雑誌『TRANSIT』19号は北欧特集で、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドが取り上げられています。 (一般的に、歴史のルーツから考えると「北欧」はデンマーク、ノルウェー、スウェーデン、アイスランドを指すようです) 自然や家具の写真をいつもうっとり眺めては楽しんでいます。おすすめです。 パンデミックが終息したらまたノルウェーに行って「ここがわたしのアナザースカイ!」などと言ってみたい(笑)そんなときを首を長くして待っています。 では、今回はこれで終わりです。 読んでくださってありがとうございました!

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