天然石を選ぶとき、よく耳にするのが「産地」と「グレード」という言葉です。これらは見た目や価値を判断するうえで重要な要素とされていますが、実はスピリチュアルな視点から見ると、少し違った意味合いも持ってきます。
まず「産地」について。石は長い年月をかけて地球の中で育まれた存在です。そのため、採掘された土地のエネルギーをしっかりと内包しています。例えば、火山地帯で生まれた石は情熱的な力を、静かな鉱山から来た石は穏やかな波動を持つとも言われています。つまり、石の産地は単なる「地理的な情報」ではなく、その石がどんなエネルギーを帯びているかを知る手がかりになるのです。
次に「グレード」について。市場ではAAAやAAAAといったグレード表記をよく見かけますが、これは見た目の美しさや透明度などを基準にした「販売店独自の評価」であり、業界で統一された基準があるわけではありません。つまり、ある店で「AAA」とされている石が、別の店では「A」と評価されることもあるのです。また、天然石は自然の産物ですから、多少の傷やクラック(ひび)はあって当然。それこそが「天然である証」であり、決してマイナスな要素ではありません。
そして何より大切なのは、「石のエネルギー」は石のサイズや値段、あるいはグレードの高さとはあまり関係がない、ということです。高価な石だからといって必ずしもあなたに合うとは限らず、小さな石でも深く強く響くものもあります。見た目ではなく、自分の直感や感覚を信じて、石と向き合うことが本当に大切なのです。
天然石を選ぶときは、産地の背景にある大地のエネルギーを感じ、グレードの表示に惑わされすぎず、自分と響き合う石を見つけること。そうすることで、石との本当のつながりが生まれてくると思います。