ツバメのお子達が飛行訓練の為
巣から飛び立ってから数日。
寂しくなったお店の外玄関上部を
主人と二人で
「今頃どうしてるかな~」なんて言いながら
毎日みあげていました。
いわゆるツバロスにおちいっていた私です。(笑)
とはいえど、
近所の田んぼ付近で飛行訓練をしているらしき
数家族が集まったツバメを見ていたので
そこまでではなかったのですが。
7月初めのそんなある日、
今年もあいさつに来てくれました。
外が騒がしく、
私がいつも外に出るきっかけになるある鳴き声が聞こえてき
て
もしや?!と思い外を見ると
あんなに小さかったおちびさんたちが
それはそれは立派なご様子で
お店ののぼり旗にドヤっておられました♪
「飛べるんだぜ、俺たち」
といわんばかりに
さも私に見せつけるかのように
アクロバティックな飛行を繰り広げる
おちびさんたち。
とても美しく飛ぶその姿に見とれつつ
親ツバメのようにきれいな燕尾ではなく
バツンと切れたような
かわいらしい台形を描くその尾っぽに気づいた私は
つい笑みがこぼれてしまうのでした。
無事に行って帰っておいでと、何度も何度も呼び掛けて
さみしい涙をこらえながら
お向かいの屋根の向こうを跳んでいく彼らを見送り
小さな体で、地球を飛び回る彼らに負けないように
さぁ、私も頑張ろうと意を新たにするのでした。
気を付けて行って、
気を付けて無事にみんな帰っておいでー(^^)