活版印刷三日月堂番外編小冊子「星と暗闇」通常版

活版印刷三日月堂番外編冊子「星と暗闇」 小説　ほしおさなえ 組版・印刷・表紙デザイン　緑青社 製本　美篶堂 わたしの小説「活版印刷三日月堂」の番外編の短編を書き下ろし、活版で印刷しました。 「大人の科学マガジン　小さな活版印刷機」（学研）に掲載された番外編「届かない手紙」と同じ時期を、弓子の父親・月野修平側から描いています。天文学を志し、修士課程終了後、高校教師になった修平。カナコと出会い、結婚し弓子が生まれますが、弓子が幼いうちにカナコは病気で他界。以後、弓子を実家に預けてひとり暮らしをしていた修平が自分を見つめ直す物語です。 読者の方からの「三日月堂の物語を活版で読みたい」という声にお答えしたく、番外編を活版印刷で作成しました。表紙、本文ともすべて活字を組んで印刷しており、製本は糸かがりです。 活字は大栄活字さん、組版・印刷・表紙デザインは緑青社さん、製本は美篶堂さんにお願いしています。 文庫サイズ、24ページ