お手元にちょこん、観葉植物のバスケット

　お手元にグリーンのやさしさを。おうち時間のおともに、小ぶりでナチュラルなバスケットに観葉植物を寄せ植えしました。持ち手つきで持ち運びが簡単、パソコンまわりやサイドテーブル、キッチンカウンターなど、その日の気分でちょこんと置けます。ちょっとしたプレゼントにもおすすめです。 トキワシノブは昔から盆栽でよく使われているシダ植物で、葉っぱの展開や表面に出てくる白い根っこが面白いです。フィットニアは葉脈がとても綺麗で、こちらも思わずじっと見ていたくなり癒されますよ。そこに青味のある変わった葉色のシダ植物の一種フレボディウム・オーレウム・ブルースター、緑色地の縁に縦の白覆輪が美しいインドチョウランを合わせました。 おうちで過ごす時間が長くなって久しいですが、近年の研究で、植物を室内の目に触れる場所で育てるとストレス軽減に繋がり、疲れた時やストレスを感じた時、自分の気に入った植物を3分間「ぼーっと」見ることでストレスが下がる事が分かっています。また風水的に観葉植物には悪い気を吸い込み良い気に変える効果があります。 居心地のいいお部屋作りに植物の力を取り入れてみてはいかがでしょうか。 風通し良く、なるべく植物に負担がかからないように、余裕を持って植え込んであります。また底穴の開いていないバスケットにビニールシートを張り、土は使用せず、根腐れしにくいヤシの実チップのベラボンに植え付けました。 土ではないので軽くて清潔、お部屋を汚しません。また不要になりましたら可燃ごみとして捨てることも出来ます。 【使用している植物】 🍃トキワシノブ 🍃フィットニア 🍃フレボディウム・オーレウム・ブルースター 🍃インドチョウラン(シャムオリズルラン) 【育て方のポイント】 〇レースのカーテン越しのような直射日光を遮る“明るい日陰”を好みます。 観葉植物は一般的に１５℃以上の気温で元気に育ち、１０℃を下回ると元気がなくなります。基本的には１０℃を目安とし、室温がそれ以下に下がるときは、温かい部屋に移してください。 風通しのよい部屋に置いておくと、観葉植物は元気に育ち、病害虫の予防にもなります。 時々観葉植物を飾っているお部屋の窓を開けて風通しを良くするか、換気をして空気の入れ替えをしましょう。夏場は外の日陰に置くことも可能です。 〇水遣りは、表面のベラボンが乾いたら、または葉がちょっとうな垂れて来たら、 器に満タンになるまでお水をためて、そのまま5分程放置します。この間にチップがお水を吸います。5分程経ったら、容器を傾けてお水をすべて捨てます。（ゆっくりと雫がポタポタと落ちるぐらいまでしっかり流しきることがポイントです。） 多少、ベラボンが水に浮いたり、流れてこぼれたりしても大丈夫です。 穴なしのバスケットなので水の渇きがゆっくりです。お水やりのタイミングは季節やエアコンの状況などにより変わりますが、3～７日に１度程度でOKです。 〇霧吹きスプレーを使って、葉に直接水を吹きかける「葉水」をしてあげましょう。 観葉植物は普通根から水を吸収しますが、葉っぱからも水分の補給ができます。特に熱帯雨林など、空中湿度が高い地域が原産の観葉植物はその環境に適応するため、根っこよりも葉っぱから空気中の水分を吸収する、という能力が発達しました。そのため、葉っぱに霧吹きで水を吹きかける「葉水」が有効なのです。 葉水はつやのあるイキイキとした葉を育て、病害虫を防ぐ効果があり、湿度調整ができるようになります。ポイントは、葉だけでなく茎や幹にも霧吹きをしてください。 こうすることで根で吸い上げられない水分を全身で受けることができるため、丈夫で病害虫への耐性がある観葉植物に育ってきます。 特に真夏や真冬は乾燥しやすいので常温の水で毎日葉水をしてあげましょう。 〇伸びすぎた枝が気になる場合は、切り戻して形を整えてください。 〇生育し根詰まりを起こすようになったら植え替え時期です。 ※トキワシノブは、本来木やほかの植物にくっついて育つ着床植物で、根っこがとぐろを巻くように表面に伸びていきます。伸びすぎた場合や植え替えたい場合には、根っこをほぐして植え替えます。3〜4月にかけて、新しい葉が出る時期に植え替えると、増やすことができます。 葉が付いた根っこを、水に浸した水苔の中に入れておくだけでも、根を伸ばすことがあります。好みの鉢や枠などに植え替えて、オブジェのようにすることも可能です。 【ご了承ください】 植物は個体差があり、また日々生長して生きていますので、撮影と実物では少し状態が異なっている場合も御座います。あらかじめご理解いただけますと幸いです。