ご覧いただきまして、ありがとうございます。
こちらは、直径38mmのくるみボタンをウォッシャブルフェルトと合皮レザーで包んで仕立てたブローチです。
全て手縫いで丁寧にお仕立てしました。
【サイズ・重量】
大きさ:幅約39mm
厚み:約16mm(ブローチピン含む)
重さ:約5g
【素材】
ウォッシャブルフェルト(ポリエステル100%)、合皮レザー(表地:ポリウレタン100%、裏地:ポリエステル100%)、くるみボタン(アルミニウム)、
ブローチピン(真鍮)、刺繍糸、厚紙
オランジェットのブローチ https://minne.com/items/24964668 を誂えた後、
もっと種類を増やしてシリーズ化したいなと思い、シトロネットver.を製作しました。
オランジェット(Orangette)は、砂糖漬けの柑橘類の皮をチョコレートで包んだフランス菓子のことです。
オレンジで作られるのが一般的ですが、レモンで作られたものをシトロネット(Citronette)と呼びます。
私は以前、洋菓子店に勤めていたことがあり、そのお店では寒くなるとオランジェットを作っていました。
冬の時期にだけ、サブレやマドレーヌなどの焼き菓子と共にギフトへと包装されていくのです。
輪切りのオレンジやレモンはどうしても爽やかな夏のイメージがありましたが、
オランジェットならばお菓子同様に冬に楽しめるデザインで、フェルトの良さも出せるのではないかと思いました。
ブローチ製作時は、手書きでデザインを起こしてから型紙を作ることから始まります。
シンプルなデザインですが、特に正面から見た時の輪切りにしたレモンの皮が見える割合には、とてもこだわりました。
大きさを微調整しながら、納得がいく仕上がりになるまで改良しました。
色味の微妙に異なる黄色いフェルトを組み合わせて、レモンの外皮と果肉部分を表現しました。
フェイクスイーツ作家さんのお作りになる、本物そっくりな透け感のあるレモン達とはまた違う、
フェルトならではの温かみのある質感でありつつ鮮やかな色のレモンを先に仕上げました。
スーパーなどで売られているチョコレートのパッケージは、商品名などが箔押しされた美しいゴールドのものが多かったので、
この作品に使用するブローチピン(造花ピン)もゴールドカラーを選んでみました。高級感のある雰囲気が出て気に入っている部分の一つです。
フェルトの縫い合わせにはたくさんこだわりがあります。
その①縫い目は小さく均等になるようにすること。
特に淡い色のフェルトを縫うと縫い目がよく分かり作品の出来栄えを左右するので、小さく均等な縫い目になるように心がけています。
その②一針一針しっかり糸を引くこと。
糸をしっかり引きながら針を進めていかないと、くるみボタンを包み生地が外に引っ張られた際、
縫い目が伸びてしまったような印象になってしまい美しく仕上がりません。
その③パーツは全て縫い付けること。
接着剤で張り付けた方が簡単に仕立てられますがそれだと使用しているうちに剥がれてしまう恐れがあり、
永く愛用して頂くには不十分だと考えています。加えて接着剤のはみ出しは見栄えも悪くなってしまうため、補強での使用にとどめています。
その④ドライフルーツ感を再現すること。
シトロネットになるレモンは、砂糖水で煮詰めて乾燥させドライフルーツになります。
乾燥し水分が抜けた果肉部分は痩せ細ったように皮部分より高さがなくなります。
そのドライ感を表現するために、フェルトを縫い重ねる順番を工夫し、内果皮(作品の白い輪の部分。レモンの皮の繊維質部分)が
前に出て高さがあるように見えるよう仕立てました。
頭の中では「合皮レザーを重ねてチョコレートを表現したい」と計画していても、実際に形にするためにはとても苦労しました。
フェルトと合皮レザーという特徴の違う生地を縫い合わせることに、非常に苦戦し悩み、製作が中断してしまうことも多々ありました。
製作に苦戦する度に「完成したブローチは絶対可愛いはず!」と自分に言い聞かせ、
「なるこ亭の代表作を生み出すんだ~!」という気持ちで最後まで諦めずに誂えました。
お洋服のデコルテ近くに着けていただくのはもちろん、バッグや帽子に着けるのもおすすめです。
着用時は、雨など水濡れにはご注意下さい。
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
こちらは、直径38mmのくるみボタンをウォッシャブルフェルトと合皮レザーで包んで仕立てたブローチです。
全て手縫いで丁寧にお仕立てしました。
【サイズ・重量】
大きさ:幅約39mm
厚み:約16mm(ブローチピン含む)
重さ:約5g
【素材】
ウォッシャブルフェルト(ポリエステル100%)、合皮レザー(表地:ポリウレタン100%、裏地:ポリエステル100%)、くるみボタン(アルミニウム)、
ブローチピン(真鍮)、刺繍糸、厚紙
オランジェットのブローチ https://minne.com/items/24964668 を誂えた後、
もっと種類を増やしてシリーズ化したいなと思い、シトロネットver.を製作しました。
オランジェット(Orangette)は、砂糖漬けの柑橘類の皮をチョコレートで包んだフランス菓子のことです。
オレンジで作られるのが一般的ですが、レモンで作られたものをシトロネット(Citronette)と呼びます。
私は以前、洋菓子店に勤めていたことがあり、そのお店では寒くなるとオランジェットを作っていました。
冬の時期にだけ、サブレやマドレーヌなどの焼き菓子と共にギフトへと包装されていくのです。
輪切りのオレンジやレモンはどうしても爽やかな夏のイメージがありましたが、
オランジェットならばお菓子同様に冬に楽しめるデザインで、フェルトの良さも出せるのではないかと思いました。
ブローチ製作時は、手書きでデザインを起こしてから型紙を作ることから始まります。
シンプルなデザインですが、特に正面から見た時の輪切りにしたレモンの皮が見える割合には、とてもこだわりました。
大きさを微調整しながら、納得がいく仕上がりになるまで改良しました。
色味の微妙に異なる黄色いフェルトを組み合わせて、レモンの外皮と果肉部分を表現しました。
フェイクスイーツ作家さんのお作りになる、本物そっくりな透け感のあるレモン達とはまた違う、
フェルトならではの温かみのある質感でありつつ鮮やかな色のレモンを先に仕上げました。
スーパーなどで売られているチョコレートのパッケージは、商品名などが箔押しされた美しいゴールドのものが多かったので、
この作品に使用するブローチピン(造花ピン)もゴールドカラーを選んでみました。高級感のある雰囲気が出て気に入っている部分の一つです。
フェルトの縫い合わせにはたくさんこだわりがあります。
その①縫い目は小さく均等になるようにすること。
特に淡い色のフェルトを縫うと縫い目がよく分かり作品の出来栄えを左右するので、小さく均等な縫い目になるように心がけています。
その②一針一針しっかり糸を引くこと。
糸をしっかり引きながら針を進めていかないと、くるみボタンを包み生地が外に引っ張られた際、
縫い目が伸びてしまったような印象になってしまい美しく仕上がりません。
その③パーツは全て縫い付けること。
接着剤で張り付けた方が簡単に仕立てられますがそれだと使用しているうちに剥がれてしまう恐れがあり、
永く愛用して頂くには不十分だと考えています。加えて接着剤のはみ出しは見栄えも悪くなってしまうため、補強での使用にとどめています。
その④ドライフルーツ感を再現すること。
シトロネットになるレモンは、砂糖水で煮詰めて乾燥させドライフルーツになります。
乾燥し水分が抜けた果肉部分は痩せ細ったように皮部分より高さがなくなります。
そのドライ感を表現するために、フェルトを縫い重ねる順番を工夫し、内果皮(作品の白い輪の部分。レモンの皮の繊維質部分)が
前に出て高さがあるように見えるよう仕立てました。
頭の中では「合皮レザーを重ねてチョコレートを表現したい」と計画していても、実際に形にするためにはとても苦労しました。
フェルトと合皮レザーという特徴の違う生地を縫い合わせることに、非常に苦戦し悩み、製作が中断してしまうことも多々ありました。
製作に苦戦する度に「完成したブローチは絶対可愛いはず!」と自分に言い聞かせ、
「なるこ亭の代表作を生み出すんだ~!」という気持ちで最後まで諦めずに誂えました。
お洋服のデコルテ近くに着けていただくのはもちろん、バッグや帽子に着けるのもおすすめです。
着用時は、雨など水濡れにはご注意下さい。
サイズ
幅約39mm、厚み:約16mm
発送までの目安
4日
配送方法・送料
ネコポス
315円(追加送料:0円)
全国一律
全国一律
購入の際の注意点
【お届けについて】
・当店のお品物は全て「らくらくミンネコパック」にてお送りいたします。
該当の配送方法以外をご希望の方は、ご注文の前にあらかじめ対応可能が否かお問い合わせ下さいませ。
・環境保護の観点から、梱包時の緩衝材は使用済みのものを再利用させていただいております。
【お取り扱い方法】
・水溶性の接着剤を使用しておりますので、水濡れにご注意下さい。
また、洗濯はご遠慮下さい。
・ブローチピンで指などを怪我しないよう、お気をつけ下さい。
・ブローチにゴミが付着した際は、セロテープの粘着部分や洋服用のコロコロクリーナーなどで付着したゴミを取り除いて下さい。
・フェルトが毛羽立ってきた際は、ハサミをブローチに沿わせて毛羽立っている部分を切り落とすと見栄えがよくなります。
・合皮レザー部分が汚れた場合は、薄めた中性洗剤で汚れ部分を軽く拭き取った後、陰干しで乾かして下さい。
収納時は通気性の良い場所に保管してください。特に高温多湿、重ね置きでの保管はカビ、色移りの原因となりますのでご遠慮下さい。