古い時計の部品を使ってピアスを制作しました。
同じ形の部品が見つかるとペアにしてピアスにすることができます。
昔の時計は同じメーカーでもなかなか同じ形がないので今回も10ペア作るのがやっとでした。
こちらのピアスを作るには2つの同じ機構を持つ時計が必要ということです。
主に使用しているのはゼンマイを支える香箱受けという部品です。
その下にテンプという円形の部品を下げてみました。
香箱受けは三日月のような形のものが多いのですがこちらは半月の次の日くらいの形でしょうか。歯車の取り付け方がとても精巧で軸受けの赤い小さな人工ルビーが付いています。
月の光がこぼれ落ちるときに密やかな音が聴こえるようなイメージで制作しました。
テンプというのはゼンマイからの動力をヒゲゼンマイというとても細いゼンマイを使って正確な運動に変えるものです。
今回のシリーズに使用したテンプはその中でもチラネジという小さなネジが周りに取り付けてあるものを選びました。
元々はとても高級な時計に使われていたチラネジですが、緩急針という進み遅れを調整する部品が発明されてからは装飾的な意味合いが強いようです。
それでもテンプの回転を安定させる役割をになっています。
香箱受けにはスワロフスキーを取り付けました。見る角度で色合いを変えるスワロフスキーで華やかな印象を出しました。
ピアスバーツはチタン製で金属アレルギーが起こりにくいようにしてあります。
マニアックな時計部品の説明をお読みいただいてありがとうございました。
まだまだ寒くて、コロナ禍も収まらず外出の機会も多くないとは思いますが、昔の時計の部品の美しさをじっくり見ていただき、こちらを着けてお出かけしていただく日を思い描いていただくのはいかがでしょうか。
※ご希望でピアスパーツからイヤリングパーツに変えることができます。ご注文の際にご指定ください。
古い時計の部品を使ってピアスを制作しました。
同じ形の部品が見つかるとペアにしてピアスにすることができます。
昔の時計は同じメーカーでもなかなか同じ形がないので今回も10ペア作るのがやっとでした。
こちらのピアスを作るには2つの同じ機構を持つ時計が必要ということです。
主に使用しているのはゼンマイを支える香箱受けという部品です。
その下にテンプという円形の部品を下げてみました。
香箱受けは三日月のような形のものが多いのですがこちらは半月の次の日くらいの形でしょうか。歯車の取り付け方がとても精巧で軸受けの赤い小さな人工ルビーが付いています。
月の光がこぼれ落ちるときに密やかな音が聴こえるようなイメージで制作しました。
テンプというのはゼンマイからの動力をヒゲゼンマイというとても細いゼンマイを使って正確な運動に変えるものです。
今回のシリーズに使用したテンプはその中でもチラネジという小さなネジが周りに取り付けてあるものを選びました。
元々はとても高級な時計に使われていたチラネジですが、緩急針という進み遅れを調整する部品が発明されてからは装飾的な意味合いが強いようです。
それでもテンプの回転を安定させる役割をになっています。
香箱受けにはスワロフスキーを取り付けました。見る角度で色合いを変えるスワロフスキーで華やかな印象を出しました。
ピアスバーツはチタン製で金属アレルギーが起こりにくいようにしてあります。
マニアックな時計部品の説明をお読みいただいてありがとうございました。
まだまだ寒くて、コロナ禍も収まらず外出の機会も多くないとは思いますが、昔の時計の部品の美しさをじっくり見ていただき、こちらを着けてお出かけしていただく日を思い描いていただくのはいかがでしょうか。
※ご希望でピアスパーツからイヤリングパーツに変えることができます。ご注文の際にご指定ください。