がまの穂で編んだ草履です。
藁よりもちょっと色が白くてさっぱりしてます。
柔らかいので履き心地も良いです。
赤いお花の花緒がとても可愛らしいです。
実際にお使いになっても、インテリアとしてもお勧めです。
こちらの草履も蕎麦殻の枕と同様に、むか~し昔お婆さんに教えて貰いました。
昭和40年代のことになります。
山奥のことなので、大都市圏なんかと比べると文明は10年以上遅れていたような気がします。
敷き布団の下をめくると藁が敷き詰めてあったり、囲炉裏の熱がこもる天井裏で納豆を醗酵させたり、その他諸々、自然の素材の恩恵を目一杯活用するしかないような環境の中で育ちました。
冬が近くなると、藁靴(藁で編む長靴)を編んだり、春が近づくと草履を編んだりが当たり前の暮らしでした。恥ずかしながら。
そんな中、赤ほっぺ少女の私は、こんなことやりたくねぇとかなんとか思いながらも、お婆さんに教えて貰った(作らせられていた)のが草履編みです。
叩いて柔らかくした藁を根気よく編みあげて、最後に、赤い花緒やら青い花緒などをつけて完成でした。
最近ちょっとブームになって来た草履編み(もっと違うお洒落な言い方があるのかな)、まだ出来るかなと思いやってみましたら出来ました。体が覚えていました。
でもやっぱり二つを同じような大きさで作る事はいまだに難しい。
・花緒は短めに作ること。
・体重でのされるので履き初めは小さめが良いこと。
そんなお婆さんの言葉までも思い出しました。
その頃は将来こんな風に披露できる日が来るなんて思いもしませんでした。
なんだかとても感慨深くて、お婆さんありがとうと伝えたい気持ちです。
がまの穂で編んだ草履です。
藁よりもちょっと色が白くてさっぱりしてます。
柔らかいので履き心地も良いです。
赤いお花の花緒がとても可愛らしいです。
実際にお使いになっても、インテリアとしてもお勧めです。
こちらの草履も蕎麦殻の枕と同様に、むか~し昔お婆さんに教えて貰いました。
昭和40年代のことになります。
山奥のことなので、大都市圏なんかと比べると文明は10年以上遅れていたような気がします。
敷き布団の下をめくると藁が敷き詰めてあったり、囲炉裏の熱がこもる天井裏で納豆を醗酵させたり、その他諸々、自然の素材の恩恵を目一杯活用するしかないような環境の中で育ちました。
冬が近くなると、藁靴(藁で編む長靴)を編んだり、春が近づくと草履を編んだりが当たり前の暮らしでした。恥ずかしながら。
そんな中、赤ほっぺ少女の私は、こんなことやりたくねぇとかなんとか思いながらも、お婆さんに教えて貰った(作らせられていた)のが草履編みです。
叩いて柔らかくした藁を根気よく編みあげて、最後に、赤い花緒やら青い花緒などをつけて完成でした。
最近ちょっとブームになって来た草履編み(もっと違うお洒落な言い方があるのかな)、まだ出来るかなと思いやってみましたら出来ました。体が覚えていました。
でもやっぱり二つを同じような大きさで作る事はいまだに難しい。
・花緒は短めに作ること。
・体重でのされるので履き初めは小さめが良いこと。
そんなお婆さんの言葉までも思い出しました。
その頃は将来こんな風に披露できる日が来るなんて思いもしませんでした。
なんだかとても感慨深くて、お婆さんありがとうと伝えたい気持ちです。