https://www.youtube.com/watch?v=p-AaIXMYWbs
動画の見え方で幻想感を感じて頂けると思いますので、ご参考頂ければと思います。
切子工房 箴光(しんこう)ホームページURL:https://www.kirikoshinkou.com/
瑠璃(るり)と赤の2種類を製作しているので、公式ホームページもご覧ください。
創業100年以上を誇る江戸切子の工房で秘伝の手磨きの技術を体得し、生産性や採算が悪いことを考慮しても伝統を大切にし、本物の切子をユーザーに届けたいということで、当工房も手磨きの技術を大切に考えております。
伝統的なデザインを踏まえつつ、普通の江戸切子職人がやらないような面白いデザインを作ることを心がけております。
製品説明
このデザインのテーマはボウル部分をざっくり削って丸い形状を変化させて手触りを楽しめるようにするところです。
前回作成した菊繋ぎと亀甲ワイングラスもボウル部分の形状を丸から変化させて手触りと口当たりの違いによっても切子を楽しめるというものでしたが、それを踏襲しています。
前回は亀甲によりゴツゴツに形状を変化させましたが、今回は球を平に削って大きな面を作るイメージで削りました。
また大きな楕円をベースに周辺にも心地よい手触りを感じられるカットを大きめに施しました。
大きな楕円は平らに削っておりますが、その下の小さな楕円は平ではなく、内側をえぐるようにくぼませながら削っており、手触りが違います。
深めにくぼませているので持った時に指の引っ掛かりを感じてフィット感があり、持ち心地がとても良いと感じられると思います。
かなり浅い角度で削ったひし山も深めに削っており、指の腹で撫でたくなるような心地よい触り心地があります。
この浅い角度で削ったカットがかなりアクセントになっていて、単純に全体を円形の丸で削ったデザインでは出すことのできない楕円の魅せ方が出来ております。
同じサイズの円を羅列したデザインも世の中に多くございますが、それらには出せない幻想的な見え方をしているかと思います。
大きい楕円と小さい楕円と浅い角度のカットの3つによって回転させた時にもはや説明不可能なほどの幻想的な見え方がします。
よって名前は幻想ワイングラスとなりました。
下部に多めのカットを施しているのはボウル部分の透け感を意識しています。
飲料の色を十分に楽しめるように配慮しております。
下部がオリジナルに寄っているので、上部は伝統的な紋様にし、伝統とオリジナルのバランスを取りました。
カットされている伝統的な紋様は菊繋ぎ(きくつなぎ)と菊籠目(きくかごめ)です。
中心に色が残っている方が菊籠目です。
両方とも伝統的な紋様の中でもトップクラスに難しいカット難易度を誇ります。
普通の職人なら大枠ごとに文様を1個ずつしか入れるデザインしかしません。
しかし写真の通り、菊繋ぎと菊籠目を大枠で分断せずに、同じカットの直線を利用しているので、一体感を感じられるように考慮しています。
菊は無病息災、長寿など健康や長生きの意味が込められた縁起の良い紋様です。
口元は全体を薄くなるように擦っており、口当たりの良さを追求しております。
口当たり、手触りを考慮しつつ、ボウル部分の透け感を意識しながらもオリジナリティのあるデザインをし、伝統的な部分もしっかり魅せています。
ここまで考えて製作しているデザインはほとんど無いかと思います。
自分用、贈り物、お店のブランドイメージアップ等にご検討頂けると幸いです。
動画の見え方で幻想感を感じて頂けると思いますので、ご参考頂ければと思います。
切子工房 箴光(しんこう)ホームページURL:https://www.kirikoshinkou.com/
瑠璃(るり)と赤の2種類を製作しているので、公式ホームページもご覧ください。
創業100年以上を誇る江戸切子の工房で秘伝の手磨きの技術を体得し、生産性や採算が悪いことを考慮しても伝統を大切にし、本物の切子をユーザーに届けたいということで、当工房も手磨きの技術を大切に考えております。
伝統的なデザインを踏まえつつ、普通の江戸切子職人がやらないような面白いデザインを作ることを心がけております。
製品説明
このデザインのテーマはボウル部分をざっくり削って丸い形状を変化させて手触りを楽しめるようにするところです。
前回作成した菊繋ぎと亀甲ワイングラスもボウル部分の形状を丸から変化させて手触りと口当たりの違いによっても切子を楽しめるというものでしたが、それを踏襲しています。
前回は亀甲によりゴツゴツに形状を変化させましたが、今回は球を平に削って大きな面を作るイメージで削りました。
また大きな楕円をベースに周辺にも心地よい手触りを感じられるカットを大きめに施しました。
大きな楕円は平らに削っておりますが、その下の小さな楕円は平ではなく、内側をえぐるようにくぼませながら削っており、手触りが違います。
深めにくぼませているので持った時に指の引っ掛かりを感じてフィット感があり、持ち心地がとても良いと感じられると思います。
かなり浅い角度で削ったひし山も深めに削っており、指の腹で撫でたくなるような心地よい触り心地があります。
この浅い角度で削ったカットがかなりアクセントになっていて、単純に全体を円形の丸で削ったデザインでは出すことのできない楕円の魅せ方が出来ております。
同じサイズの円を羅列したデザインも世の中に多くございますが、それらには出せない幻想的な見え方をしているかと思います。
大きい楕円と小さい楕円と浅い角度のカットの3つによって回転させた時にもはや説明不可能なほどの幻想的な見え方がします。
よって名前は幻想ワイングラスとなりました。
下部に多めのカットを施しているのはボウル部分の透け感を意識しています。
飲料の色を十分に楽しめるように配慮しております。
下部がオリジナルに寄っているので、上部は伝統的な紋様にし、伝統とオリジナルのバランスを取りました。
カットされている伝統的な紋様は菊繋ぎ(きくつなぎ)と菊籠目(きくかごめ)です。
中心に色が残っている方が菊籠目です。
両方とも伝統的な紋様の中でもトップクラスに難しいカット難易度を誇ります。
普通の職人なら大枠ごとに文様を1個ずつしか入れるデザインしかしません。
しかし写真の通り、菊繋ぎと菊籠目を大枠で分断せずに、同じカットの直線を利用しているので、一体感を感じられるように考慮しています。
菊は無病息災、長寿など健康や長生きの意味が込められた縁起の良い紋様です。
口元は全体を薄くなるように擦っており、口当たりの良さを追求しております。
口当たり、手触りを考慮しつつ、ボウル部分の透け感を意識しながらもオリジナリティのあるデザインをし、伝統的な部分もしっかり魅せています。
ここまで考えて製作しているデザインはほとんど無いかと思います。
自分用、贈り物、お店のブランドイメージアップ等にご検討頂けると幸いです。
サイズ
口元直径φ60mm×高さH175mm
発送までの目安
3日
配送方法・送料
宅配便
1000円(追加送料:0円)
全国一律
全国一律
購入の際の注意点
当工房の切子は江戸切子の伝統的な手法である「手磨き」という今は数えるほどの工房でしか行っていない失われつつある技術を用いて磨いています。
一方、世の中には「酸磨き」という酸にガラスを浸けてガラス全体をボロボロに溶かしながら磨くものもございます。
カットのエッジまで溶かしてしまうため、切子本来のインパクトが薄れてぼやっとした見た目になるほか、手触りもよくありません。
そのような切子は「スポンジで優しく洗ってください」というような表記がなされているはずです。
当工房の切子はカット面を1本ずつ研磨して磨いておりますので、ガラス本来の強度は失われておらず、たわしでゴシゴシ洗って頂いても構いません。
私も自作の切子を8年ほど使っておりますが、欠けたりせずにずっと使えておりますので、強度に関しては一般的なガラス製品のレベルで問題ありません。
熱湯、電子レンジ、食器洗い機は他のガラス製品と同じように使用できませんのでご注意ください。
取り扱い方については工房のホームページにて詳しく解説しております。
切子の取り扱い方、使い方→https://www.kirikoshinkou.com/kirikoatukaikata.html