木彫りのウサギ(ロップイヤー)です。持っているのはガマの穂です。
素材はヒノキ、着彩はアクリル絵の具です。
ガマの穂が爆発する季節がやってきたので、白兎を作ってみました。
騙すことは、皮を剝かれても仕方ないくらい悪いことのはずで、困っている人に手を差し伸べることは長旅の苦労が報われるくらいの徳の高いこと。
物語の中では何度も何度も語られているけど、物語の中と違って、現実はもっと複雑で、正しさは人それぞれで、善悪を判断してくれる神様も不思議な力も現れない。皆生きていくのに精一杯だけれど、せめて、わかっていながらあえて誰かが嫌な気持ちになったり困ったり傷ついたりすることはしてはいけない。余裕があるなら、たとえ相手が悪いことをした人であっても、困っているなら助けよう。
何度も何度も語らないと人はすぐに安易な方へ、弱い者に負担させるばかりになってしまうから、気を付けないといけない。
人の思いは怨みであろうと恩であろうと物語になり、日本人の多くがガマの穂を見て因幡の白兎を思い浮かべるくらい、子々孫々まで語られて、きっと登場人物に戻っていくのだろうと思います。
木彫りのウサギ(ロップイヤー)です。持っているのはガマの穂です。
素材はヒノキ、着彩はアクリル絵の具です。
ガマの穂が爆発する季節がやってきたので、白兎を作ってみました。
騙すことは、皮を剝かれても仕方ないくらい悪いことのはずで、困っている人に手を差し伸べることは長旅の苦労が報われるくらいの徳の高いこと。
物語の中では何度も何度も語られているけど、物語の中と違って、現実はもっと複雑で、正しさは人それぞれで、善悪を判断してくれる神様も不思議な力も現れない。皆生きていくのに精一杯だけれど、せめて、わかっていながらあえて誰かが嫌な気持ちになったり困ったり傷ついたりすることはしてはいけない。余裕があるなら、たとえ相手が悪いことをした人であっても、困っているなら助けよう。
何度も何度も語らないと人はすぐに安易な方へ、弱い者に負担させるばかりになってしまうから、気を付けないといけない。
人の思いは怨みであろうと恩であろうと物語になり、日本人の多くがガマの穂を見て因幡の白兎を思い浮かべるくらい、子々孫々まで語られて、きっと登場人物に戻っていくのだろうと思います。