『春色』のフレーム飾り

パラグアイの伝統レース、ニャンドゥティの壁飾りです。 ニャンドゥティは虹色のレースといわれる通り、とてもカラフルで一目見ただけで、元気に笑顔に幸せな気分になれるレースです。 そんなニャンドゥティの作品をインテリアとして毎日眺めていたいとの思いから、額装してみました。 中央の円形モチーフは、ニャンドゥティの伝統的なモチーフ、「やぎのしっぽ」です。 ニャンドゥティのモチーフは名前もユニークなものも多く、とても興味深いです。 こちらの「やぎのしっぽ」は太陽のような雰囲気もあり、私も好きなモチーフです。 周りを彩るモチーフは、ウェボと呼ばれ、卵や日の出、半円を意味するスペイン語で、こちらもニャンドゥティの代表的なデザインの１つです。 ピンク、オレンジ、生成りの糸で、春らしい雰囲気を出しました。 PET板の面材とアクリル板の間に春色モチーフを挟み、モチーフが少しだけ浮き出た感じにしてみました。背景は春をイメージする、黄色のフェルトを使用しました。 ニャンドゥティは同じデザイン、同じ糸で作っても、作る度に色のグラデーションが違って出たり、糸の引き加減で作品の雰囲気が変わったものになりますので、こちらは一点物の作品とさせていただきました。 ぜひ、お気に入りのお部屋に飾っていただいて、毎日眺めて、春を楽しみつつ、元気で幸せな気分になっていただきたいです。 額に入った状態でお届けいたします。 モチーフ大きさ:　縦横約10cm 使用糸:DMCパールコットン刺繍糸#8　綿100%　 フレーム:木製　面材:透明PET板 フレーム大きさ　　　　　　　　　　 　　　　　外寸:　約149×149×14mm 　　　　　窓寸:　約117×117mm 　　フレーム幅:　約16mm 　 作品全体の重量:　約130ｇ 　吊り金具、吊り紐、スタンド付き　 ~ニャンドゥティとは~ 南米パラグアイで受け継がれてきた伝統手工芸のレースで、先住民族のグァラニー語で「蜘蛛の巣」を意味します。 まさに、太陽の光を浴びて七色に輝く蜘蛛の巣の美しさのような、カラフルなレースです。 一目見ただけで、元気に、笑顔に、幸せな気分になれる、とっても素敵なレースです。 木枠に張った布に土台の糸を縫い、その土台の糸にかがりや結び、織りを加えるように糸を通すことで、様々な模様を作ります。モチーフが完成したら糊付けし、天日干しをし、完全に乾いたら土台の布からモチーフを切り取り完成です。 ニャンドゥティの伝統的なモチーフは350種類以上あると言われています。その一つ一つは自然のもの、人々の生活に密着したもの、人の体の一部をイメージしたものなどで、「でべそ」「眉毛」など、ユニークな名前が付けられているものも数多くあります。 また、ニャンドゥティは1つとして同じものはないと言われます。同じモチーフでも、作り手の方の力加減や色使いによって、全く違った表情をみせるからです。 そこもとても魅力的で、奥が深いですね。 こちらの作品は 岩谷みえエレナ先生著書 「パラグアイに伝わる虹色のレース　ニャンドゥティ」 P35 .P113 やぎのしっぽ P82~87 ウェボのドイリー を参考に作らせていただきました。 ~ご注意~ ☆裏板を外し、中身を取り出しますと、作品の破損や、面材、アクリル板の角等でケガの恐れがありますので、お控えください。 ☆フレームを飾る場所は、湿気が多いところや直射日光が当たるところは、避けてください。 ☆吊り紐を使用して壁に掛けて飾る場合は、壁の材質や強度に合った掛け具を使用し、しっかりと固定してから掛けてください。 ☆フレームをぶつけたり、落としたりしないようお気を付けください。破損の恐れがございます。 ☆ケガや破損の恐れがありますので、お子様の手の届く場所には飾らないようにしてください。 ☆お手入れをする際は、フレームの角などでケガをなさらないよう、十分ご注意ください。 ☆汚れは、乾いた柔らかい布で軽く拭いてください。