こちらの品は、発送までに10日のお時間をいただいております、ご了承の上ご注文くださいませ。
どんぐりと山猫-宮沢賢治
<スリップケース入り>
--*--*--*--*--*--
著者:宮沢賢治
本体サイズ:約H53×W45×D8mm
ケース入りサイズ:H57×W51×D10mm
本 文:書籍用紙にレーザープリントの両面印刷
頁 数:78頁
表 紙:カラー印刷(レーザープリンター)のカバー仕様
内側の表紙はろうけつレザック/緑
ケース:カラー印刷(レーザープリンター)のカバー仕様
製 本:糸綴じ/ハードカバー/角背
--*--*--*--*--*--
【概要】
『どんぐりと山猫』(どんぐりとやまねこ)は、宮沢賢治の童話である。賢治が生前に出版した唯一の作品集『注文の多い料理店』に収録されている。
刊行の経緯
作品は賢治と、及川四郎および発行人である近森善一の協力によって刊行された『注文の多い料理店』に収録され、自費出版に近いかたちで発行された。当時はあまり評価されなかった作品である。
【あらすじ】
ある秋の土曜日、一郎少年のもとに、下手くそで間違いだらけの文で書かれた怪しいはがきが届くところから物語がはじまる。翌日面倒な裁判があり、ぜひ出席してほしいという内容で、差出人は、山猫となっている。一郎少年は、はがきを秘密にして、一人で大喜びする。翌日、一郎は山猫を探しに山へ入る。
深い榧(かや)の森の奥に広がる草地で、異様な風体の馬車別当と会い、はがきを書いたのは彼であることなど話すうちに山猫が登場し、どんぐりが集まってきて裁判が始まる。どんぐりたちは誰が一番偉いかという話題で争っており、めいめいが自分勝手な理由をつけて自分が偉いと主張するので、三日たっても決着がつかないという。馬車別当は山猫に媚びるばかりで役に立たず、裁判長である山猫は「いいかげん仲直りしたらどうだ」と和解を勧めるが、どんぐりたちが受け入れる気配など全く無くその都度身勝手な主張を繰り返すばかりで、判決を下したくても思い付つかずに困っている。そこで一郎は山猫に「このなかでいちばんばかで、めちゃくちゃで、まるでなっていないようなのが、いちばんえらい」という法話を耳打ちし、知恵をつけて助けてやる。山猫が一郎からの受け売りほぼそのままの判決を下すと、一瞬にしてどんぐりたちの争いが解決し、どんぐりは一箇所に固まってしまう。山猫は一郎の知恵に感心し「名誉判事」という肩書きを与え、はがきの文面を「出頭すべし」と命令調に書き換える提案をして否定されてしまった。山猫はよそよそしくなり、謝礼として、塩鮭の頭と黄金(きん)のどんぐりのどちらかを選ばせ、一郎が黄金のどんぐりを選ぶと白いきのこの馬車で家まで送ってくれる。黄金のどんぐりは色あせて茶色の普通のどんぐりとなり、そして二度と山猫からのはがきはこなくなってしまう。一郎は、「出頭すべし」と書いてもいいと言えばよかったとちょっと残念に思うのである。
※フォントサイズは小さめですが、判読できる豆本です。
無謀にも?ルビもふってありますが、ルビもかろうじて判読できます。
本文は糸で綴じてあり、開きやすく丈夫な上製本豆本です。
よほど手荒に扱わない限り、壊れることはほとんどありませんので、安心して180度開いてお読みになれます。
綴じから組み立てまですべて手作業にて丁寧に製作しております。
乱丁・落丁はお取替え致します。
こちらの品は、発送までに10日のお時間をいただいております、ご了承の上ご注文くださいませ。
どんぐりと山猫-宮沢賢治
<スリップケース入り>
--*--*--*--*--*--
著者:宮沢賢治
本体サイズ:約H53×W45×D8mm
ケース入りサイズ:H57×W51×D10mm
本 文:書籍用紙にレーザープリントの両面印刷
頁 数:78頁
表 紙:カラー印刷(レーザープリンター)のカバー仕様
内側の表紙はろうけつレザック/緑
ケース:カラー印刷(レーザープリンター)のカバー仕様
製 本:糸綴じ/ハードカバー/角背
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【概要】
『どんぐりと山猫』(どんぐりとやまねこ)は、宮沢賢治の童話である。賢治が生前に出版した唯一の作品集『注文の多い料理店』に収録されている。
刊行の経緯
作品は賢治と、及川四郎および発行人である近森善一の協力によって刊行された『注文の多い料理店』に収録され、自費出版に近いかたちで発行された。当時はあまり評価されなかった作品である。
【あらすじ】
ある秋の土曜日、一郎少年のもとに、下手くそで間違いだらけの文で書かれた怪しいはがきが届くところから物語がはじまる。翌日面倒な裁判があり、ぜひ出席してほしいという内容で、差出人は、山猫となっている。一郎少年は、はがきを秘密にして、一人で大喜びする。翌日、一郎は山猫を探しに山へ入る。
深い榧(かや)の森の奥に広がる草地で、異様な風体の馬車別当と会い、はがきを書いたのは彼であることなど話すうちに山猫が登場し、どんぐりが集まってきて裁判が始まる。どんぐりたちは誰が一番偉いかという話題で争っており、めいめいが自分勝手な理由をつけて自分が偉いと主張するので、三日たっても決着がつかないという。馬車別当は山猫に媚びるばかりで役に立たず、裁判長である山猫は「いいかげん仲直りしたらどうだ」と和解を勧めるが、どんぐりたちが受け入れる気配など全く無くその都度身勝手な主張を繰り返すばかりで、判決を下したくても思い付つかずに困っている。そこで一郎は山猫に「このなかでいちばんばかで、めちゃくちゃで、まるでなっていないようなのが、いちばんえらい」という法話を耳打ちし、知恵をつけて助けてやる。山猫が一郎からの受け売りほぼそのままの判決を下すと、一瞬にしてどんぐりたちの争いが解決し、どんぐりは一箇所に固まってしまう。山猫は一郎の知恵に感心し「名誉判事」という肩書きを与え、はがきの文面を「出頭すべし」と命令調に書き換える提案をして否定されてしまった。山猫はよそよそしくなり、謝礼として、塩鮭の頭と黄金(きん)のどんぐりのどちらかを選ばせ、一郎が黄金のどんぐりを選ぶと白いきのこの馬車で家まで送ってくれる。黄金のどんぐりは色あせて茶色の普通のどんぐりとなり、そして二度と山猫からのはがきはこなくなってしまう。一郎は、「出頭すべし」と書いてもいいと言えばよかったとちょっと残念に思うのである。
※フォントサイズは小さめですが、判読できる豆本です。
無謀にも?ルビもふってありますが、ルビもかろうじて判読できます。
本文は糸で綴じてあり、開きやすく丈夫な上製本豆本です。
よほど手荒に扱わない限り、壊れることはほとんどありませんので、安心して180度開いてお読みになれます。
綴じから組み立てまですべて手作業にて丁寧に製作しております。
乱丁・落丁はお取替え致します。
サイズ
ケース入りサイズ:H57×W51×D11mm
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全国一律
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