ハンドメイドマーケット minne(ミンネ)
通報

オールドキリム(品番/tk17901)

15
オールドキリム サイズ(縦×横):約110cm×70cm 素 材 :経糸・コットン 緯糸・羊毛 カラー :ミックス イランの首都テヘランの北西、16世紀頃まではペルシャの都でもあった歴史と遺跡の町ガズビン(ガズヴィーン)のシンプルな綴れ織*りのキリム。カスピ海にほど近く、穏やかで円熟した町らしいシンプルながらも深く味わい深い色の織り模様が印象的です。 この地方で取引されるキリムは代々家庭で織られたものが大多数を占めており、また、現在では新しいものは殆ど見受けられないことから、そのユニークさと稀少性に惚れ込むコレクターもいるほどです。 ピンクとグリーンの優しげな色合いが印象的なオールドキリム。1980年代前後のものと思われます。織りの内部を少しかき分け覗いてみると、織られた当初のピンクやグリーンはもっと鮮やかな色だったことがわかります。使い込んでいるうちに、周りのココア色やベージュの羊毛そのままの色に馴染んでいったのでしょう。ドラゴンにもサソリにも見える力強いモチーフも少し矛先を収めたように見えます。 星、波などのモチーフは伸び伸びと描かれ、その陽気な表情は敷物としてだけではなく、壁にかければタペストリーとしても使え、お部屋を明るくしてくれることでしょう。 上部の辺は後から織り足されたようで、実はそこで模様のパターンが変化していますが、補修の際に解かれた糸を使ったのでしょうか、オリジナルの部分との色の差は殆どありません。このような工夫や技術が見られるのもオールドならではの面白さです。 玄関などのお部屋の出入り口はもちろんのこと、コーナーや子供部屋のアクセントとしてもお勧めです。 *綴れ織とは…平織りの一種で、最もシンプルな織り方。緯糸のみで文様を出す為に経糸が見えないように打ち込まれ、文様の境目は折り返して織るため、色の境界でたて糸に沿って間隙ができます。エジプトで出土したコプト織など、紀元前には既にこの織り方が広まっていたといわれています。
オールドキリム サイズ(縦×横):約110cm×70cm 素 材 :経糸・コットン 緯糸・羊毛 カラー :ミックス イランの首都テヘランの北西、16世紀頃まではペルシャの都でもあった歴史と遺跡の町ガズビン(ガズヴィーン)のシンプルな綴れ織*りのキリム。カスピ海にほど近く、穏やかで円熟した町らしいシンプルながらも深く味わい深い色の織り模様が印象的です。 この地方で取引されるキリムは代々家庭で織られたものが大多数を占めており、また、現在では新しいものは殆ど見受けられないことから、そのユニークさと稀少性に惚れ込むコレクターもいるほどです。 ピンクとグリーンの優しげな色合いが印象的なオールドキリム。1980年代前後のものと思われます。織りの内部を少しかき分け覗いてみると、織られた当初のピンクやグリーンはもっと鮮やかな色だったことがわかります。使い込んでいるうちに、周りのココア色やベージュの羊毛そのままの色に馴染んでいったのでしょう。ドラゴンにもサソリにも見える力強いモチーフも少し矛先を収めたように見えます。 星、波などのモチーフは伸び伸びと描かれ、その陽気な表情は敷物としてだけではなく、壁にかければタペストリーとしても使え、お部屋を明るくしてくれることでしょう。 上部の辺は後から織り足されたようで、実はそこで模様のパターンが変化していますが、補修の際に解かれた糸を使ったのでしょうか、オリジナルの部分との色の差は殆どありません。このような工夫や技術が見られるのもオールドならではの面白さです。 玄関などのお部屋の出入り口はもちろんのこと、コーナーや子供部屋のアクセントとしてもお勧めです。 *綴れ織とは…平織りの一種で、最もシンプルな織り方。緯糸のみで文様を出す為に経糸が見えないように打ち込まれ、文様の境目は折り返して織るため、色の境界でたて糸に沿って間隙ができます。エジプトで出土したコプト織など、紀元前には既にこの織り方が広まっていたといわれています。