ハンドメイドマーケット minne(ミンネ)
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ペルシャ家庭織り絨毯(オールド)tfg16509

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オールド絨毯 サイズ(縦×横):約86cm×60cm 厚み約10mm 素 材     :経糸・コットン 緯糸、パイル糸・羊毛 カラー     :ミックス系  産地または部族 :トルクメン地方  ペルシャ絨毯の伝統が持つ豊かさと素朴な遊牧民の親しみやすさを併せ持つ部族絨毯。現地の家庭生活から生み出される一枚一枚は、個性的で唯一無二のものです。 こちらはバザーで見つけた1990年前後に織られたという部族絨毯。紫色にも近い茄子紺にからし色とベージュの濃淡だけでペーズリー柄を紋章のように配した珍しい一枚。細く柔らかい糸で仕上げた織地と紋章を規則正しく並べたような構図から、トルクメン地方かその地にゆかりのある場所で織られたもののようです。*トルクメンの絨毯につきましては下段に解説文がございますので、参考になさって下さい。 上質の細い糸で織られ、鞣された革のようにしなやかなでシルキーな質感は見るだけでなく、いつまでもゆっくり指を滑らせていたいほど。どこまでも深い茄子紺の色合いのせた芥子色のペイズリーを組み合わせたモチーフ。それは金色の紋章に見立て、織り込まれたのでしょう。誇り高き騎馬民族の毅然とした美しさを感じます。 殆ど無駄のない端正なパターンや緻密な織りと手織りの温かみが合わさった心惹かれる一枚です。 玄関はもとより、チェストの前やタペストリーとして壁に掛けるなど、部屋のアクセントとしてもお使いいただけるでしょう。 *トルクメニスタン人や絨毯・キリムについて 中央アジアトルクメニスタンとそれぞれの国境付近に居住する民族。イランでは北東部に度重なる争いによって分断された民族として暮らしています。彼らは現在のモンゴルの西端、アルタイ山脈が起源とされるテュルク系民族が西や南へ移動する過程で多民族と混じり合い、形成されたと考えられています。最終的にはトルコやイランの南西部まで達したのは馬を巧みに操ると同時に勇猛な性格だったからと言われ、各地に武勇伝が残されています。 彼らは部族としての結びつきが強く、絨毯やキリムの織り柄はそれぞれの部族のギュルと呼ばれる紋章を中心に描かれることが多いのがその表れでもあります。又、移動を繰り返していたことから、あまり大きなものは織らず、絨毯は軽くて毛足が短く、キリムはどんなに荒い使い方をしてもビクともしないくらい硬く織り締められています。これは馬具として使う為でもあるようです。 *この絨毯の裏側には補強用の人工皮の帯がついています。 *商品写真につきましては、できるだけ実物に忠実に掲載するよう心がけておりますが、PC環境や撮影状況によってはお客様が実際手にとられたものとイメージが違う事がございます。
オールド絨毯 サイズ(縦×横):約86cm×60cm 厚み約10mm 素 材     :経糸・コットン 緯糸、パイル糸・羊毛 カラー     :ミックス系  産地または部族 :トルクメン地方  ペルシャ絨毯の伝統が持つ豊かさと素朴な遊牧民の親しみやすさを併せ持つ部族絨毯。現地の家庭生活から生み出される一枚一枚は、個性的で唯一無二のものです。 こちらはバザーで見つけた1990年前後に織られたという部族絨毯。紫色にも近い茄子紺にからし色とベージュの濃淡だけでペーズリー柄を紋章のように配した珍しい一枚。細く柔らかい糸で仕上げた織地と紋章を規則正しく並べたような構図から、トルクメン地方かその地にゆかりのある場所で織られたもののようです。*トルクメンの絨毯につきましては下段に解説文がございますので、参考になさって下さい。 上質の細い糸で織られ、鞣された革のようにしなやかなでシルキーな質感は見るだけでなく、いつまでもゆっくり指を滑らせていたいほど。どこまでも深い茄子紺の色合いのせた芥子色のペイズリーを組み合わせたモチーフ。それは金色の紋章に見立て、織り込まれたのでしょう。誇り高き騎馬民族の毅然とした美しさを感じます。 殆ど無駄のない端正なパターンや緻密な織りと手織りの温かみが合わさった心惹かれる一枚です。 玄関はもとより、チェストの前やタペストリーとして壁に掛けるなど、部屋のアクセントとしてもお使いいただけるでしょう。 *トルクメニスタン人や絨毯・キリムについて 中央アジアトルクメニスタンとそれぞれの国境付近に居住する民族。イランでは北東部に度重なる争いによって分断された民族として暮らしています。彼らは現在のモンゴルの西端、アルタイ山脈が起源とされるテュルク系民族が西や南へ移動する過程で多民族と混じり合い、形成されたと考えられています。最終的にはトルコやイランの南西部まで達したのは馬を巧みに操ると同時に勇猛な性格だったからと言われ、各地に武勇伝が残されています。 彼らは部族としての結びつきが強く、絨毯やキリムの織り柄はそれぞれの部族のギュルと呼ばれる紋章を中心に描かれることが多いのがその表れでもあります。又、移動を繰り返していたことから、あまり大きなものは織らず、絨毯は軽くて毛足が短く、キリムはどんなに荒い使い方をしてもビクともしないくらい硬く織り締められています。これは馬具として使う為でもあるようです。 *この絨毯の裏側には補強用の人工皮の帯がついています。 *商品写真につきましては、できるだけ実物に忠実に掲載するよう心がけておりますが、PC環境や撮影状況によってはお客様が実際手にとられたものとイメージが違う事がございます。