十の渚　十の色

『十の渚』沖縄本島の自然が残る海岸。その１０ヶ所を選び、その浜辺らしい貝を並べて、絵を描きました。描いたのは、幼い頃から貝が大好きな清野飛翔（つばさ）さん。特別高等支援学校を卒業後は、独自のペースで貝を調査しながら、名護市の『atelier みるくやんばる』で、子どもたちに貝の生態を教えています。冊子は限定360冊で、１冊にひとつ、貝の絵を手描きしています。 『十の色』自然の植物を生かした、染色の文化が受け継がれている沖縄。染織家の宮良千加（花藍舎）さんに、沖縄の季節のうつろいを、十の色で表現してもらいました。冊子を手にした方に、沖縄の渚と色の世界観を感じていただけますように。海の色をイメージしたブルーの糸で綴じています。 この冊子を手に、沖縄の浜辺を『貝散歩』してもらえたら、うれしいです。