「源氏物語」と童の水干。ペンギンのおしりの和風セットアップ/七五三 男の子 セレモニー

「色々に散り交ふ木の葉のなかより、青海波のかかやき出でたるさま、いと恐ろしきまで見ゆ」——。 紫式部が書いたとされる「源氏物語」。 主人公・光源氏と親友でありライバルの頭中将が紅葉の賀で披露した「青海波」の舞の様子からインスピレーションを受けて、おなじみの「童の水干」として表現しました。 平安時代に成立したこの物語に登場する華やかな衣装や装束は、その後の日本の文化に取り入れられ、現代の私たちも魅了し続けています。 ベビー・キッズ作家としての立場から、小さな時期のお子様にもご着用いただけるとことを考えて、装いを丁寧に構成・デザインしております。 本作品は、「童の水干」・平緒・上着物・袴風パンツの4点セットです。 特別な日を、華やかに。
おとながお手入れしやすく、ぼくが元気に動いても崩れにくい素材で。
ふだんのコーディネートにも自然に取り入れられる、肌触り。 ペンギンのおしりがいつも大切にしていることを念頭に制作いたしました。 ・「童の水干」 平安装束の一つと言われる、水干。 男の子のベビー・キッズが気軽に雰囲気を楽しめるよう、着用しやすく、動きやすい仕様を目指した人気作品を、今回はよりアート作品としての気質を備えたものに仕上げました。 装束の全体に、全部で20羽の千鳥が舞う水干。 日本の四季をデザインした刺繍図案を制作しました。 春の桜、夏の金魚、秋の紅葉、冬の雪うさぎ…お子様にも馴染みのモチーフを選びましたので、ぜひ一緒に鳥さんを探して季節を感じていただけたらと思います。 1着ずつ、ランダムに刺繍を施しています。 着用については、 着物の上に羽織るように着て、首元のボタンを留めて腰紐を結びます。 ・平緒 より世界観が表現される装飾帯「平緒」を付けています。 こちらには、初めての取り組みとして、ペンギンのおしりのオリジナルテキスタイルを作成いたしました。 日本の伝統的な文様のひとつ「青海波」を用いて、朝と夜の海の様子を描きました。お子様向けに可愛らしいデザインを目指しました。 ・上着物 ペンギンのおしりのオリジナルテキスタイルを作成しデザインに取り入れました。日本の伝統的な文様のひとつ「青海波」に雲と白波。舞楽の装束を参考に、小さなお子様の身体のサイズに合わせた柄を描いています。 また、「源氏物語」中の「色々に散り交ふ木の葉のなかより、青海波のかかやき出でたるさま、いと恐ろしきまで見ゆ」という表現から、紅葉の葉が美しく舞う様子を取り入れたいと考えて素材を選定し、組み合わせて上着物に仕上げました。 甚平と同じ要領でご着用いただき、上から腰紐を結びます。 ・袴パンツ たっぷりと仕立てたパンツは、長くご着用いただける工夫をしています。 小さなうちはサスペンダーで吊って、ご成長ともにひざ下丈まで楽しめます。 綿素材のパンツは、裾を絞って動きやすくしております。 総ゴム仕様で簡単に着脱ができますので、ふだんのお洋服とのコーディネートも可能です。 和風にも洋風にも着られるデザインのバランスを考えております。 ※帽子は作品に含まれません。 ▷着物とパンツのサイズ ・100cm，110cm，120cm，130cm，140cm ※水干は、100と110cm、120と130cmは共通サイズです。 ※水干の後ろが長い仕様です。撮影などの際には垂らしてご着用いただけますが、移動時など動かれる際は腰紐に後ろの裾を挟むように括ってください。そのまま垂らして歩かれますと転倒する場合がございますので、必ず保護者様が責任をもち付き添ってご着用ください。 ▷生地 綿 ▷お手入れ方法 ご家庭でのお手入れもしていただけますが、刺繍など繊細な部分が多いため丁寧なお手入れをおすすめいたします。 手洗いの後、形を整えて干してください。 こちらは、イメージアーカイブ・ラボとのコラボ企画「minne ART MUSEUM 歴史的名作とハンドメイド」の参加作品です。 「狩野養信」の「源氏物語図屏風（左隻）」をもとに制作しました。 ▼利用許諾証明書URL https://viewer.atrust-cert.com/ja/cert/d7827a1fa6a4edf0f74483f68443add01791bac7ee17ca9fcc6ada1738f853d4 https://viewer.atrust-cert.com/ja/cert/445746174f68f214e3d5defaaa87eb8150b1ed3dad1fd1bafe4e7fa62768bc5d