木版画で季節のぽち袋　〜海水浴〜

和紙に木版で海水浴をイメージした海辺の風景を摺り、ポチ袋をつくりました。 １セット3枚入りです。 海水浴は晩夏の季語です。 海水浴といえば夏のレジャーというイメージがありますが、島国であるにも関わらずその歴史はそれほど長いものではないようです。 江戸時代の後期に西洋医学を学んだ医師たちによって広められたのが最初で、しかも今のように楽しむものではなく、海水に浸かることで病気を治療しようという医療行為だったようですよ。 縦138ｍｍ×横70ｍｍ（上部折り曲げた状態で、縦121ｍｍ×横70ｍｍ） 手作業でカット・成形しているため、多少のばらつきがあります。 和紙は白い奉書紙で、厚みがあり、しっかりしています。 水彩絵の具や墨に糊をまぜて摺っているので、水がつくとにじみます。 色ごとに版を掘り、手で摺っているので、少しずれたり色がかすれたりします。 木版画の味として楽しんでいただけると嬉しいです。