粉引きの小皿です。
土にこだわって作ってみました。ほかの作家は使っていない原料となる土を使い、市販の土とブレンドして使える粘土にしました。
こうして焼いてみると、粉引きとの相性のいい土ができたかなと思っています。
粉引きは、素地の赤土が乾ききらないうちに白化粧土を掛けます。
化粧土を、冬青窯では3種の白い素材を混ぜて作っています。焼いてみると素地との相性が良いようです。
さらに、乾燥が進んだら、自家製の透明灰釉をかけています。
間に白化粧土の層があることで、赤土なのに白い焼き物となっています。
粉引きの白を際立たせるには1200度までの温度で焼くといいのです。
温度が高いほど白化粧土が、素地の赤土と釉薬の両方に溶け込んで、白さが目立たなくなります。
また、粉引きを「粉吹き」ということもあるように、温度を抑えることで、白いつやのない雰囲気を出すことができるのです。
ところが、温度が低いと、素地の焼き締まりが弱いこと、素地と化粧土の一体化が進まないことで、水分が浸みやすく、化粧土が素地からはがれやすいなどの問題も生じやすくなります。
つまり、実用上は高温で焼きたい、雰囲気を出すには温度を上げたくないというジレンマの中で各作家はそれぞれの粉引きを作っていることになります。
今回の小皿は、1200度よりは高く、1240度よりは低い温度で、しかも温度の上がりにくい一番下の棚板に乗せて焼いたものです。
実用と雰囲気のバランスを取ったつもりです。
大きさ、直径は11cmから11.5cm(4寸足らず)。重さは140g程度です。
ひとつづつ個性の違いがあることはご了承ください。
冬青窯は、薪窯と灯油窯がありますが、今回の小皿は灯油窯で焼きました。
粉引きの小皿です。
土にこだわって作ってみました。ほかの作家は使っていない原料となる土を使い、市販の土とブレンドして使える粘土にしました。
こうして焼いてみると、粉引きとの相性のいい土ができたかなと思っています。
粉引きは、素地の赤土が乾ききらないうちに白化粧土を掛けます。
化粧土を、冬青窯では3種の白い素材を混ぜて作っています。焼いてみると素地との相性が良いようです。
さらに、乾燥が進んだら、自家製の透明灰釉をかけています。
間に白化粧土の層があることで、赤土なのに白い焼き物となっています。
粉引きの白を際立たせるには1200度までの温度で焼くといいのです。
温度が高いほど白化粧土が、素地の赤土と釉薬の両方に溶け込んで、白さが目立たなくなります。
また、粉引きを「粉吹き」ということもあるように、温度を抑えることで、白いつやのない雰囲気を出すことができるのです。
ところが、温度が低いと、素地の焼き締まりが弱いこと、素地と化粧土の一体化が進まないことで、水分が浸みやすく、化粧土が素地からはがれやすいなどの問題も生じやすくなります。
つまり、実用上は高温で焼きたい、雰囲気を出すには温度を上げたくないというジレンマの中で各作家はそれぞれの粉引きを作っていることになります。
今回の小皿は、1200度よりは高く、1240度よりは低い温度で、しかも温度の上がりにくい一番下の棚板に乗せて焼いたものです。
実用と雰囲気のバランスを取ったつもりです。
大きさ、直径は11cmから11.5cm(4寸足らず)。重さは140g程度です。
ひとつづつ個性の違いがあることはご了承ください。
冬青窯は、薪窯と灯油窯がありますが、今回の小皿は灯油窯で焼きました。
サイズ
直径11から11.5cm、高さ2から2.5cm、重さ約140g
発送までの目安
3日
配送方法・送料
宅急便コンパクト
590円(追加送料:0円)
全国一律
全国一律
購入の際の注意点
焼いた後一度水を含ませてふき取り、よく乾燥させたものを用意しています。
焼いた状態は衝撃に一番弱い状態なので、一度水を含ませる過程をくぐらせています。
粉引きは陶器のうちでも、水分、油分など液体を吸いやすいので、シミなどもできやすい焼き物です。
水分のあるものを載せるときは、使う前にさっと水をくぐらせてふき取り、そのあとで食材を載せることで浸みこみをある程度少なくできます。
使用後は洗い桶の中で他の器と一緒に洗うのを避け、1つずつ洗って陶器同士のぶつかり合いがないようにしていただくとよいです。
洗った後は乾燥時間を取ってからしまってください。