タロットの象徴のもとになったとも考えられている、中世の絵のモチーフのアクセサリーを作りたい・・・という想いから生まれた、図像学の挿し絵のモチーフをもとに制作したシルバーのメダルをあしらったチョーカーです。
小さくてかわいいアクセサリーにするため、アートクレイシルバーという銀粘土を使ってメダルの形に仕立てて焼成しました。
同じ型を使用しているので、できあがりは、毎回ほぼ同じような仕上がりになりますが、手作りのため1つ1つ微妙に顔の表情が違います。
ナチュラルな服などにもなじむ味わいのある雰囲気になっています。
こちらのチョーカーのメダルは、「Furor poetico /詩的な怒り(狂気)」の挿し絵を模写したものをもとに作ったオリジナルのシーリングスタンプヘッドを使って、銀粘土を使って制作したものです。
長さが自由に変えられるよう、チョーカー用の細身のベルベットリボンで仕立てましたので、洋服の胸元にくるように身につけたり、布製のバッグやポーチなどにチャームのようにつけたりと、お好きなアレンジでお楽しみください。
純銀のアクセサリーは、長く空気に触れたり湿気がついたりすると、表面がくすんできたりしますので、市販の銀のアクセサリー用のお手入れシートなどで磨くと、キレイにお使いいただけます。
お手入れシート1枚を見本として同封しますので、お試しください。
*図像学について*
タロットの制作もようやく一段落し、以前から取り組んでいたタロットの謎解きも、中世の図像学の本『iconologìa(イコノロジア)/チェーザレ・リーパ著』や、日本語訳の本『イコノロジーア/チェーザレ・リーパ著/伊藤博明訳』を読み解くことでだいぶ解明できたかなと思い、そのことを綴ったタロットの7巻の書籍を発売したのですが、その過程で出会った「Furor poetico /詩的な怒り(狂気)」という項目が特にお気に入りになり、本で紹介するにあたって挿し絵をもとに模写もしていました。
この本の著者は、チェーザレ・リーパという人ですが、本の内容はこの人個人の見解や思いつきというわけではなく、ギリシャ・ローマ時代から伝わっている文献などをもとに引用して、膨大な労力が注ぎ込まれて「図像学」の事典のような形に細かくまとめ上げられてるので、ものすごい情報量で、素晴らしい内容なんです。それが中世の時代に作られた本で、今でも読むことができます。
「図像学」・・・と、ひとくちに言っても、聞きなれてない人にとっては何のことやらかもしれませんが、ざっくりいうと、ある言葉を絵に描いて表わすときに描くべきお決まりのものというのがあって、それを言葉ごとに擬人像で表現して、アルファベット順に順番に紹介しているのが『Iconologia(イコノロジア)』の本なんです。擬人像を使って表現する…というのは、タロットカードでもたくさんの人物が登場していて、単に人物を表わすだけではなく、力を象徴する存在として描かれているともいわれているので、こういう表現方法も、当時よく用いられた手法だったということかもしれません。
この本は初版が1593年に出版されていて、初版には挿し絵はなかったようなんですが、その後の版では版画で挿し絵も加えられたそうで、そのうちの1630年に出版された版のものが、香月ひかるさん著書「ミンキアーテ・タロット~メディチ家に捧げたタロット~」の本の中で紹介されています。古いタロットの絵の中には「図像学」に書かれている内容がずいぶん取り入れられていて、ミンキアーテ・タロットと古典マルセイユタロットは作られた年代が近いので、共通している絵柄もあるんですが、大アルカナの中でも全然違うカードもあって、そういうマルセイユタロットの独特の絵に関しても、『Iconologia(イコノロジア)』の原書の中に見つけることができて、7巻の本で紹介していくことになりました。
タロットの会へようこそ7巻はこちら。
https://minne.com/items/40170931
こんなに古い、初版が1593年の本だというのに、今でもちゃんと売っているというのは、この時代のイタリア語が、あまり現代のイタリア語と大きな違いがなくて、今でもなんとか読めるおかげというのと、さらにそれをきちんと現代まで文化として残してくれたイタリアの多くの人たち、そして世界中の研究家のおかげで、私たちは、この内容に今でも直に触れることができているということが、ほんとにありがたいな・・・としみじみ思い、それにまつわるものを身につけたいな~と、自分用として制作したのが、この作品が生まれるきっかけになりました。
タロットの象徴のもとになったとも考えられている、中世の絵のモチーフのアクセサリーを作りたい・・・という想いから生まれた、図像学の挿し絵のモチーフをもとに制作したシルバーのメダルをあしらったチョーカーです。
小さくてかわいいアクセサリーにするため、アートクレイシルバーという銀粘土を使ってメダルの形に仕立てて焼成しました。
同じ型を使用しているので、できあがりは、毎回ほぼ同じような仕上がりになりますが、手作りのため1つ1つ微妙に顔の表情が違います。
ナチュラルな服などにもなじむ味わいのある雰囲気になっています。
こちらのチョーカーのメダルは、「Furor poetico /詩的な怒り(狂気)」の挿し絵を模写したものをもとに作ったオリジナルのシーリングスタンプヘッドを使って、銀粘土を使って制作したものです。
長さが自由に変えられるよう、チョーカー用の細身のベルベットリボンで仕立てましたので、洋服の胸元にくるように身につけたり、布製のバッグやポーチなどにチャームのようにつけたりと、お好きなアレンジでお楽しみください。
純銀のアクセサリーは、長く空気に触れたり湿気がついたりすると、表面がくすんできたりしますので、市販の銀のアクセサリー用のお手入れシートなどで磨くと、キレイにお使いいただけます。
お手入れシート1枚を見本として同封しますので、お試しください。
*図像学について*
タロットの制作もようやく一段落し、以前から取り組んでいたタロットの謎解きも、中世の図像学の本『iconologìa(イコノロジア)/チェーザレ・リーパ著』や、日本語訳の本『イコノロジーア/チェーザレ・リーパ著/伊藤博明訳』を読み解くことでだいぶ解明できたかなと思い、そのことを綴ったタロットの7巻の書籍を発売したのですが、その過程で出会った「Furor poetico /詩的な怒り(狂気)」という項目が特にお気に入りになり、本で紹介するにあたって挿し絵をもとに模写もしていました。
この本の著者は、チェーザレ・リーパという人ですが、本の内容はこの人個人の見解や思いつきというわけではなく、ギリシャ・ローマ時代から伝わっている文献などをもとに引用して、膨大な労力が注ぎ込まれて「図像学」の事典のような形に細かくまとめ上げられてるので、ものすごい情報量で、素晴らしい内容なんです。それが中世の時代に作られた本で、今でも読むことができます。
「図像学」・・・と、ひとくちに言っても、聞きなれてない人にとっては何のことやらかもしれませんが、ざっくりいうと、ある言葉を絵に描いて表わすときに描くべきお決まりのものというのがあって、それを言葉ごとに擬人像で表現して、アルファベット順に順番に紹介しているのが『Iconologia(イコノロジア)』の本なんです。擬人像を使って表現する…というのは、タロットカードでもたくさんの人物が登場していて、単に人物を表わすだけではなく、力を象徴する存在として描かれているともいわれているので、こういう表現方法も、当時よく用いられた手法だったということかもしれません。
この本は初版が1593年に出版されていて、初版には挿し絵はなかったようなんですが、その後の版では版画で挿し絵も加えられたそうで、そのうちの1630年に出版された版のものが、香月ひかるさん著書「ミンキアーテ・タロット~メディチ家に捧げたタロット~」の本の中で紹介されています。古いタロットの絵の中には「図像学」に書かれている内容がずいぶん取り入れられていて、ミンキアーテ・タロットと古典マルセイユタロットは作られた年代が近いので、共通している絵柄もあるんですが、大アルカナの中でも全然違うカードもあって、そういうマルセイユタロットの独特の絵に関しても、『Iconologia(イコノロジア)』の原書の中に見つけることができて、7巻の本で紹介していくことになりました。
タロットの会へようこそ7巻はこちら。
https://minne.com/items/40170931
こんなに古い、初版が1593年の本だというのに、今でもちゃんと売っているというのは、この時代のイタリア語が、あまり現代のイタリア語と大きな違いがなくて、今でもなんとか読めるおかげというのと、さらにそれをきちんと現代まで文化として残してくれたイタリアの多くの人たち、そして世界中の研究家のおかげで、私たちは、この内容に今でも直に触れることができているということが、ほんとにありがたいな・・・としみじみ思い、それにまつわるものを身につけたいな~と、自分用として制作したのが、この作品が生まれるきっかけになりました。
サイズ
5㎝×2.9㎝×0.2㎝(リボンは長さ約95㎝、幅4mm) 重さ11g
発送までの目安
3日
配送方法・送料
レターパック
430円(追加送料:0円)
全国一律
全国一律
購入の際の注意点
追跡サービスのあるレターパックライトでお送りします。
<材質>
チョーカーのヘッドのメダル:純銀
金具:真鍮
リボン:レーヨン・ナイロン
**お手入れについて**
銀のアクササリーは、なるべくマメに身につけていただくと、きれいにお使いいただけます。
強くぶつけたり尖ったもので引っかいたりすると傷がつくことがあります。
長く保管する際は、なるべく湿気や空気に触れないようにチャック袋などに密閉して保管してください。
純銀のアクセサリーは、長く空気に触れたり湿気がついたりすると、表面がくすんできたりしますので、市販の銀のアクセサリー用のお手入れシートなどで磨くと、もと通りの輝きでお使いいただけます。
お手入れシート1枚を見本として同封しますので、お試しください。
リボンは洗濯が可能です。やさしく手洗いして、水分をタオルなどで吸い取って陰干ししてください。
シワが気になったら、中~低温で当て布をしてアイロンをかけてください。