掌掛け軸：短歌【夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月隠るらむ】

掌(手のひら)掛け軸 ［TKN0001］ 書体：かな 内容：那川のよ八 万多よひな可ら あけぬるを 久毛のい川こ耳 つ支可久るら无 補足：変体仮名による書作品のため、上記の文字を使用しています。 読み：夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月隠るらむ 作者：清原深養父（きよはらのふかやぶ）＝清少納言の曽祖父 意味：夏の夜は（とても短いので）まだ宵の時分だなあと思っていたら、もう明けてしまった。月も（西の山かげに隠れる暇もなくて）いったい雲のどのあたりに隠れてしまっているのか。 出典：升色紙（平安仮名の名筆） 【掌(手のひら)掛け軸】について 作品全長をポストカード程度の大きさで製作した壁掛けできる書道掛け軸。 表装している書道作品はもちろんのこと、落款印、引首印、表装（軸仕立て）の全てをハンドメイドで製作しています。 書道作品の内容（漢字・仮名）にもよりますが、一文字あたりの大きさは0.2cm〜2.0cmぐらいで書いています。 また全ての作品は完全オリジナルのため、一点ものです。 別途オーダーメイドでの製作も承りますので、文字や書体のご希望がございましたらご相談下さい。