【 作品について 】
江島 達也著 2011年3月 長崎新聞社 69ページ
「長崎県内の風景や日常を、ぬくもりあふれる文章と絵でつづったイラスト&エッセイ集。2007年10月から2010年2月に長崎新聞・生活文化欄に掲載されたものに、描き下ろし「軍艦島タイムスリップ編」を収録。」
長崎新聞社刊 「僕の子ども絵日記 ~ 四季」「第4回ふるさと自費出版大賞」・作品集部門、最優秀賞を受賞しました。
長崎新聞にて連載していたエッセィとイラストを出版したものです。
この本は唯一の出版本ですが、出荷当日は2011年3月11日。つまり東日本大震災の日です。出来上がった本の荷ほどきをしてしながらTVをつけていると、津波のライブ映像が流れ、当時小1で帰宅していた娘と、信じられない思いでみていました。
そんな因縁の本なので、その後東北各県の図書館や病院へ寄贈させて頂きました。
翌年の対州馬の荷運び再現プロジェクトでも、この本を対州馬が背負って運び、ルート途中にある家々に配らせてもらいました。
本のテーマは「子ども」です。自治体消滅が叫ばれている今日、長崎県内の全ての自治体が少子化の波にのまれ、子ども達の声や姿が消えつつあります。
長崎新聞連載時に、離島も含め県内全ての自治体を取材して作り上げた作品たちは、私にとって特別なものがあります。
どうぞ手に取ってみていただければ幸いです。
「 子どもだった なつかしい自分に出会える本 」
長崎県内すべての郡市を舞台に、親子はもとより、先生と子ども、祖父母と子どもなど、ちょっとクスッと微笑ましい情景を文章と絵でつづったイラスト&エッセイ集です。
2007年10月から2010年2月に長崎新聞・生活文化欄に掲載された25編に、描き下ろし「軍艦島タイムスリップ編4編」を追加しています。
「小学生でも読めるものを!」というコンセプトでかかれたエッセイですので、現在「子どもである」方も、「昔、子どもであった」方でも気軽に読める、ながめられる本であると思います。
また長崎各地のどこにでもあるような風景と長崎弁のやりとりを楽しんでいただければ幸いです。
長崎にゆかりのある俳優・ミュージシャンで、同じ小学校の卒業生でもある、竹本 孝之さんから、コメントを頂きました。
『 方言には色がある。その言葉を聴くと思い出される、その時その時の景色がある。』
私の故郷、長崎の四季を綴ったこの「僕の子ども絵日記」は、まさしく私が過ごした少年時代の記憶そのものだ。昭和40年に生まれた私は、第二次ベビーブーム世代とでもいうのだろうか。その当時、滑石に住んでいた私が通っていた小学校(長崎市立大園小学校)には子どもが溢れ、何をやるにも大騒ぎ。町の行事等も大いに盛り上がったものだ。今に比べて遊ぶ道具は無かったが、そのぶん知恵があった。三角ベースや陣取り合戦、ひとりで遊ぶ機会のほうが少なかった時代。高度経済成長の真っ只中、決して裕福では無かった少年時代を過ごした私は、年上の兄ちゃん達と一緒に遊ぶ中で、色々な事を学んだ。遊びの場がもうひとつの学びの場になっていた時代だった。
そんな私も今年46才になった。長崎を離れ、早いものでもう30年になる。帰省する度に町の変化に驚かされるが、それは仕方の無い事なのだろう。
しかし、この「僕の子ども絵日記」だが、頁を一枚めくる度に暖かく、そして切ない気持ちになるのは何故だろう…。
変わり行く長崎の忘れてはならない原風景が、お国訛りと共にこの本には描かれている。望郷の中にある、懐かしいあの方言を思わず口に出してみる。と、知らず知らず笑顔になっている自分に気付くのだ。
昭和の子ども達にも、平成の子ども達にも見せてあげたい、私の大切な、そして大好きな一冊となった事は間違いない。
2011年 竹本孝之
【 返品返金/交換について 】
商品到着後、欠陥品、不良品、あきらかに見本と違うと思われた場合には、返品返金あるいは、交換に応じさせていただきます。
その場合は、商品到着後から1週間内にご連絡くださいませ。
その際、できましたら不良個所を撮影した画像をご添付いただき、どのような感じであるのかを教えて頂けましたら、大変有難いです。
商品を送り返す必要はございませんので、そのままお使いか、廃棄をお願いいたします。
【 作品について 】
江島 達也著 2011年3月 長崎新聞社 69ページ
「長崎県内の風景や日常を、ぬくもりあふれる文章と絵でつづったイラスト&エッセイ集。2007年10月から2010年2月に長崎新聞・生活文化欄に掲載されたものに、描き下ろし「軍艦島タイムスリップ編」を収録。」
長崎新聞社刊 「僕の子ども絵日記 ~ 四季」「第4回ふるさと自費出版大賞」・作品集部門、最優秀賞を受賞しました。
長崎新聞にて連載していたエッセィとイラストを出版したものです。
この本は唯一の出版本ですが、出荷当日は2011年3月11日。つまり東日本大震災の日です。出来上がった本の荷ほどきをしてしながらTVをつけていると、津波のライブ映像が流れ、当時小1で帰宅していた娘と、信じられない思いでみていました。
そんな因縁の本なので、その後東北各県の図書館や病院へ寄贈させて頂きました。
翌年の対州馬の荷運び再現プロジェクトでも、この本を対州馬が背負って運び、ルート途中にある家々に配らせてもらいました。
本のテーマは「子ども」です。自治体消滅が叫ばれている今日、長崎県内の全ての自治体が少子化の波にのまれ、子ども達の声や姿が消えつつあります。
長崎新聞連載時に、離島も含め県内全ての自治体を取材して作り上げた作品たちは、私にとって特別なものがあります。
どうぞ手に取ってみていただければ幸いです。
「 子どもだった なつかしい自分に出会える本 」
長崎県内すべての郡市を舞台に、親子はもとより、先生と子ども、祖父母と子どもなど、ちょっとクスッと微笑ましい情景を文章と絵でつづったイラスト&エッセイ集です。
2007年10月から2010年2月に長崎新聞・生活文化欄に掲載された25編に、描き下ろし「軍艦島タイムスリップ編4編」を追加しています。
「小学生でも読めるものを!」というコンセプトでかかれたエッセイですので、現在「子どもである」方も、「昔、子どもであった」方でも気軽に読める、ながめられる本であると思います。
また長崎各地のどこにでもあるような風景と長崎弁のやりとりを楽しんでいただければ幸いです。
長崎にゆかりのある俳優・ミュージシャンで、同じ小学校の卒業生でもある、竹本 孝之さんから、コメントを頂きました。
『 方言には色がある。その言葉を聴くと思い出される、その時その時の景色がある。』
私の故郷、長崎の四季を綴ったこの「僕の子ども絵日記」は、まさしく私が過ごした少年時代の記憶そのものだ。昭和40年に生まれた私は、第二次ベビーブーム世代とでもいうのだろうか。その当時、滑石に住んでいた私が通っていた小学校(長崎市立大園小学校)には子どもが溢れ、何をやるにも大騒ぎ。町の行事等も大いに盛り上がったものだ。今に比べて遊ぶ道具は無かったが、そのぶん知恵があった。三角ベースや陣取り合戦、ひとりで遊ぶ機会のほうが少なかった時代。高度経済成長の真っ只中、決して裕福では無かった少年時代を過ごした私は、年上の兄ちゃん達と一緒に遊ぶ中で、色々な事を学んだ。遊びの場がもうひとつの学びの場になっていた時代だった。
そんな私も今年46才になった。長崎を離れ、早いものでもう30年になる。帰省する度に町の変化に驚かされるが、それは仕方の無い事なのだろう。
しかし、この「僕の子ども絵日記」だが、頁を一枚めくる度に暖かく、そして切ない気持ちになるのは何故だろう…。
変わり行く長崎の忘れてはならない原風景が、お国訛りと共にこの本には描かれている。望郷の中にある、懐かしいあの方言を思わず口に出してみる。と、知らず知らず笑顔になっている自分に気付くのだ。
昭和の子ども達にも、平成の子ども達にも見せてあげたい、私の大切な、そして大好きな一冊となった事は間違いない。
2011年 竹本孝之
【 返品返金/交換について 】
商品到着後、欠陥品、不良品、あきらかに見本と違うと思われた場合には、返品返金あるいは、交換に応じさせていただきます。
その場合は、商品到着後から1週間内にご連絡くださいませ。
その際、できましたら不良個所を撮影した画像をご添付いただき、どのような感じであるのかを教えて頂けましたら、大変有難いです。
商品を送り返す必要はございませんので、そのままお使いか、廃棄をお願いいたします。