欅のアタマの部分をスライスした素材で製作したローテーブルです。
欅のアタマとは。以下欅のアタマの説明です。
カンタンに言えば樹形の話です。欅は地面からすーっと一本で伸びて、地上から3〜4mくらいのポイントで一気に数本に枝分かれします。その枝分かれ集中ポイントがぷくっと膨れるので、木材関係の人たちはそれを「アタマ」と呼んでいます。欅に限らず似たような樹形を持つ木はけっこうありまして、○○のアタマという呼ばれ方をしています。
木材関係者にとってアタマはあまり好まれません。だってこれがなかったらもっと長くて丈夫な建築素材がとれますからね。それにアタマの輪切りは全体的に組織が安定していません。個々の枝で発達度合いや日照条件が微妙に違う、すなわち内部の水分量が違うわけで。つまり乾燥しきるまでは割れたり反ったりと動きやすい、ということです。乾燥しきって全体が均一化してしまえば大丈夫なんですけどね。乾燥までは扱い辛い素材というわけです。
さて本材について。お世話になっている製材屋さんにて原木のまま数年転がっていたものを購入しスライス、その後1年間乾燥させています。内部の水分量は12〜13%で安定し良好かと。
原木期間中の環境によって辺材が朽ちた部分がありますが、それもまた味わい深し。
原木状態のときは屋外で寝かせておくことが多いのですが、朽ちた部分の面が天を向いていて、凹になっている部分に雨水が溜まり、辺材にストレスがかかったのだと思います。まわりに残った辺材部分は強度も透明度も良い感じです。
虫の穴があります。中に潜んでいる可能性は0ではありません。木は伐採から2〜3年で虫にとっては栄養がない木となります。木の内部のデンプン量が減っていくからです。そうなったら虫はもう中には入らないのですが、それも「一般的には」という話でして。徳田製作所では過去に3回ほど「虫が出て来た」という報告をいただいたことがあります。アリサイズの甲虫で不快感はそれほどありませんし、ネットで記載されているような「他の家具に穴を開け繁殖する恐れがある」ほどの生命力があるようには思えません。が、虫は絶対ムリという方は念の為ご購入をお控えください。
本作の脚は高さ変更(全高30cmから50cmまで)(変更がなくてもその旨ご連絡ください)とカラーの選択(ブラックorライトアイボリー)を無料で承ります。
19枚目の画像がライトアイボリーです。ホワイトにほんの少しベージュが入っているというようなイメージでしょうか。木によく合い、空間にも合わせやすい色です。
変更をご希望の方は購入時に備考欄に記載するか事前にご連絡ください。
(ご購入時に伝達がない場合はご注文をキャンセルさせていただくことがございますのでご注意ください)(全高±5ミリ前後の誤差はご容赦ください)
※寸法(20枚目の画像をご参照ください)
よこ : 95cm
奥行き : 55cm
高さ : 45m(変更可能)
天板の厚み : 5cm
※本作の脚の取り付けにはドライバーが必要です。
※本作品は輸送中の破損をなるべく避ける為に脚を外した状態で発送いたします。到着後、付属のネジにてお客様ご自身で脚を取り付けていただきます。下穴を開けておりますので、簡単に取り付けることができますが、ご使用前にネジの緩み等をチェックしていただき、安全確認を十分に行なってください。
塗装について
テーブルの天板・木端・木口はお手入れしやすいように防汚性に優れた最高級の植物性オイルで仕上げております。すぐに拭き取れば汚れや染みはつきません。樹皮や入皮の内壁はウレタンでやんわりと固めています。
全ての塗料は食品衛生法に適合しておりますので、アレルギー体質の方、シックハウス症候群の方でも安心してご使用いただけます。
木材の変形について
私共の作品に使う木材にはすべて「木の呼吸を止めない」加工を施しています。
樹脂で木を固めれば変形を最小限にすることが出来ますが、木が持つ本来の手触りや香りが失われますし、なにより木がかわいそうです。
ご購入後に変形する可能性があることをご理解の上、ご検討ください。
変形するとはいえ、ある日突然真っ二つに割れてしまうわけではありません。長い年月の中で変形し、変形後も十分にお使いいただけます。ご自身で出来る修繕の方法も私の知る限りのことをお伝えいたします。有償ではございますが補修加工も承っております。
欅のアタマの部分をスライスした素材で製作したローテーブルです。
欅のアタマとは。以下欅のアタマの説明です。
カンタンに言えば樹形の話です。欅は地面からすーっと一本で伸びて、地上から3〜4mくらいのポイントで一気に数本に枝分かれします。その枝分かれ集中ポイントがぷくっと膨れるので、木材関係の人たちはそれを「アタマ」と呼んでいます。欅に限らず似たような樹形を持つ木はけっこうありまして、○○のアタマという呼ばれ方をしています。
木材関係者にとってアタマはあまり好まれません。だってこれがなかったらもっと長くて丈夫な建築素材がとれますからね。それにアタマの輪切りは全体的に組織が安定していません。個々の枝で発達度合いや日照条件が微妙に違う、すなわち内部の水分量が違うわけで。つまり乾燥しきるまでは割れたり反ったりと動きやすい、ということです。乾燥しきって全体が均一化してしまえば大丈夫なんですけどね。乾燥までは扱い辛い素材というわけです。
さて本材について。お世話になっている製材屋さんにて原木のまま数年転がっていたものを購入しスライス、その後1年間乾燥させています。内部の水分量は12〜13%で安定し良好かと。
原木期間中の環境によって辺材が朽ちた部分がありますが、それもまた味わい深し。
原木状態のときは屋外で寝かせておくことが多いのですが、朽ちた部分の面が天を向いていて、凹になっている部分に雨水が溜まり、辺材にストレスがかかったのだと思います。まわりに残った辺材部分は強度も透明度も良い感じです。
虫の穴があります。中に潜んでいる可能性は0ではありません。木は伐採から2〜3年で虫にとっては栄養がない木となります。木の内部のデンプン量が減っていくからです。そうなったら虫はもう中には入らないのですが、それも「一般的には」という話でして。徳田製作所では過去に3回ほど「虫が出て来た」という報告をいただいたことがあります。アリサイズの甲虫で不快感はそれほどありませんし、ネットで記載されているような「他の家具に穴を開け繁殖する恐れがある」ほどの生命力があるようには思えません。が、虫は絶対ムリという方は念の為ご購入をお控えください。
本作の脚は高さ変更(全高30cmから50cmまで)(変更がなくてもその旨ご連絡ください)とカラーの選択(ブラックorライトアイボリー)を無料で承ります。
19枚目の画像がライトアイボリーです。ホワイトにほんの少しベージュが入っているというようなイメージでしょうか。木によく合い、空間にも合わせやすい色です。
変更をご希望の方は購入時に備考欄に記載するか事前にご連絡ください。
(ご購入時に伝達がない場合はご注文をキャンセルさせていただくことがございますのでご注意ください)(全高±5ミリ前後の誤差はご容赦ください)
※寸法(20枚目の画像をご参照ください)
よこ : 95cm
奥行き : 55cm
高さ : 45m(変更可能)
天板の厚み : 5cm
※本作の脚の取り付けにはドライバーが必要です。
※本作品は輸送中の破損をなるべく避ける為に脚を外した状態で発送いたします。到着後、付属のネジにてお客様ご自身で脚を取り付けていただきます。下穴を開けておりますので、簡単に取り付けることができますが、ご使用前にネジの緩み等をチェックしていただき、安全確認を十分に行なってください。
塗装について
テーブルの天板・木端・木口はお手入れしやすいように防汚性に優れた最高級の植物性オイルで仕上げております。すぐに拭き取れば汚れや染みはつきません。樹皮や入皮の内壁はウレタンでやんわりと固めています。
全ての塗料は食品衛生法に適合しておりますので、アレルギー体質の方、シックハウス症候群の方でも安心してご使用いただけます。
木材の変形について
私共の作品に使う木材にはすべて「木の呼吸を止めない」加工を施しています。
樹脂で木を固めれば変形を最小限にすることが出来ますが、木が持つ本来の手触りや香りが失われますし、なにより木がかわいそうです。
ご購入後に変形する可能性があることをご理解の上、ご検討ください。
変形するとはいえ、ある日突然真っ二つに割れてしまうわけではありません。長い年月の中で変形し、変形後も十分にお使いいただけます。ご自身で出来る修繕の方法も私の知る限りのことをお伝えいたします。有償ではございますが補修加工も承っております。
サイズ
作品説明参照
発送までの目安
10日
配送方法・送料
購入の際の注意点
ご使用上の注意
テーブルとしてのみご使用ください。
天板の上に乗ったり飛び跳ねるなどの行為もしくは重量物を乗せる事で想定以上の荷重がかかると事故につながる可能性があります。
当商品の樹皮の部分について
できるだけ自然な状態を楽しんでいただく為に、加工は最小限にとどめております。
雑に触ると木の樹皮やささくれが指に刺さることがあります。特にお子様はお気をつけください。
お手入れについて
コーヒーなどがテーブルについたらサッと拭けばOKです。もし跡が残ってしまったら、台所洗剤(中性の洗剤)を少し薄めてフキンにとり、トントンしてあげてください。天板のメンテナンスについてのさらに詳しい内容は購入後(素材により異なります)に個別にお伝えしています。
経年変化について
直射日光が当たり続ける場所や屋外での使用は木材の経年変化を早め、割れや反りの原因になりますのでお控えください。
木の息を止め、木の割れや反りを極力なくす仕上げ方も可能ですが、それでは各々の木が持つ自然な手触りが失われます。
弊社のテーブルは大切に使うことによる経年変化も楽しんでいただきたいテーブルです。
購入をご検討中の方は「大切にしていること①②」を是非ご一読ください。