全作品に共通して施している加工についてまとめてみました。
ご購入を検討されている方に参考にしていただく為です。
高額な品が多いので「そもそもどういうものなのか」分からないと怖いですよね。
画像をまじえて説明しますので、分かりやすいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
まず画像1枚目、天板の表面の加工についてです。
全ての天板は表面を平滑に加工しています(当然ですが^ ^)。何も加工していない状態の木を我々は荒木(あらき)と呼んでいまして、それが画像1枚目ですね。パッと見だとキレイに見えるかもしれませんが、このままではとてもじゃないけど使えません。
弊社では刃物ではなくサンディングペーパーにて研磨しています。刃物による仕上げとサンディングでは仕上がりが異なるのですが、弊社はサンディングによる研磨に統一しています。ペーパーの番手で言えば2000から3000番くらいまで削り込みます。ホームセンターだと1200番くらいまでは必ず陳列されているので、よかったら触ってみてください。
画像2枚目。仕上げにオイル塗装(もしくは画像3枚目のガラス塗装仕上げ)を施します。
塗装についての詳細は「大切にしていること②:汚れについて 」をご参照ください。
オイル塗装を選択しているのは、「ご購入者が自分で管理できるから」です。たとえ防汚性が高くても木の呼吸を止めるような塗膜ガシガシの塗装は控えるというのも弊社のコンセプトです。そのような分厚い塗膜もいずれは黄変しますし、木も紫外線によって変色します。経年変化ついては「できる限り遅らせる」というのが弊社の考え方です。経年変化ではなく「経年優化」というような表現もありますが、優か悪かはあくまでも「所有者の主観によるもの」だと考えています。経年による変化は避けることが出来ませんが、出来るだけ遅らせる、そして「状態を戻しやすい」ことを大事にしています。技術的にも経済的にもどちらの意味でもです。
画像4枚目。樹皮部分の加工についてです。弊社が扱う木材は入皮が入っていたり大きな穴が開いている素材がほとんどです。樹皮部分を含めそのような入皮や穴の内壁部分には汚れが入り込まないように「木の内部に浸透し内在する水分に反応して硬化するウレタン塗装」で仕上げています。塗膜が無いので「何も塗っていないよう」に見えますが、汚れに強いです。こういう部分が汚れると除去が難しいですから・・・。
その②に続きます。
全作品に共通して施している加工についてまとめてみました。
ご購入を検討されている方に参考にしていただく為です。
高額な品が多いので「そもそもどういうものなのか」分からないと怖いですよね。
画像をまじえて説明しますので、分かりやすいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
まず画像1枚目、天板の表面の加工についてです。
全ての天板は表面を平滑に加工しています(当然ですが^ ^)。何も加工していない状態の木を我々は荒木(あらき)と呼んでいまして、それが画像1枚目ですね。パッと見だとキレイに見えるかもしれませんが、このままではとてもじゃないけど使えません。
弊社では刃物ではなくサンディングペーパーにて研磨しています。刃物による仕上げとサンディングでは仕上がりが異なるのですが、弊社はサンディングによる研磨に統一しています。ペーパーの番手で言えば2000から3000番くらいまで削り込みます。ホームセンターだと1200番くらいまでは必ず陳列されているので、よかったら触ってみてください。
画像2枚目。仕上げにオイル塗装(もしくは画像3枚目のガラス塗装仕上げ)を施します。
塗装についての詳細は「大切にしていること②:汚れについて 」をご参照ください。
オイル塗装を選択しているのは、「ご購入者が自分で管理できるから」です。たとえ防汚性が高くても木の呼吸を止めるような塗膜ガシガシの塗装は控えるというのも弊社のコンセプトです。そのような分厚い塗膜もいずれは黄変しますし、木も紫外線によって変色します。経年変化ついては「できる限り遅らせる」というのが弊社の考え方です。経年変化ではなく「経年優化」というような表現もありますが、優か悪かはあくまでも「所有者の主観によるもの」だと考えています。経年による変化は避けることが出来ませんが、出来るだけ遅らせる、そして「状態を戻しやすい」ことを大事にしています。技術的にも経済的にもどちらの意味でもです。
画像4枚目。樹皮部分の加工についてです。弊社が扱う木材は入皮が入っていたり大きな穴が開いている素材がほとんどです。樹皮部分を含めそのような入皮や穴の内壁部分には汚れが入り込まないように「木の内部に浸透し内在する水分に反応して硬化するウレタン塗装」で仕上げています。塗膜が無いので「何も塗っていないよう」に見えますが、汚れに強いです。こういう部分が汚れると除去が難しいですから・・・。
その②に続きます。