雪の子(第三の子)

『雪の子(第三の子)』 夜半に降り続いた雪も漸く止み、様子を伺おうと外へ出ると、真っ白キラキラ、広大な雪原に見えたのはコロンと丸い塊。 なんだろう…と思い近づくと、そこにいたのは雪の様な真っ白な子でした。 雪が降り積もるこの季節になると、現れるという雪の子。 暖かくなり始めるとすぐにいなくなってしまう為、その生態は謎とされていましたが、 目が合うと、懐っこく近づいて来てくれました。 真っ白もこもこ、雪の様な毛並みを持つこの子。 輝く瞳でじぃっとこちらを見つめてくれます。 雪の結晶のようなキラキラした角が特徴的で、ついつい触れたくなってしまいそうですが、氷のように繊細なため、あまり触れない様お気をつけ下さい。 真っ白な足も、とても繊細な作りとなっています。 なにかにぶつけたりすると、簡単に曲がってしまいます。 お取り扱いには十分お気をつけ下さい。 羽根の下には、小さなシルバーの珠…。 とても大切な物の様ですが、こっそり見せてくれました。 サイズ 約8.5㎝(角込)