精麻　二重かごめ結び飾り

国産野州麻の神麻で制作した淡路結び飾りです。 【精麻とは】 古来より、神事、祭事にかかせない 聖なる植物として親しまれてきた「精麻」。 強い清めの力を持つ、お祓いや祈りの道具として古くより使われています。 箒にも意味があり、精麻を曳き撫ですることで、祓い清めを行うことができると信じられています。 また、ご縁結びや諸願成就としても祈りの場で使われています。 【かごめ結びとは】 かごめ結びは、日本の伝統的な結び方のひとつで、「籠の目」の形状を模した結び方です。 「籠目模様」は、古来より魔除けや結界の象徴とされており、この結び方もその力を宿す形として用いられてきました。古くは神社仏閣や家屋の守りとして用いられ、災いを防ぎ、場を浄化する役割を果たしてきました。 日本には、古来より受け継がれてきた麻文化があります。その深い歴史と精神性は、日本人の暮らしや祈りの中に根付いてきました。 当工房は、この日本の誇るべき麻文化を現代のライフスタイルに合わせて蘇らせ、新たな価値を見出すことを目指しています。 麻が、日々の生活を彩り、癒しと安らぎを提供する存在となることを願っています。