廃材からナイフを制作しました。
打ち刃物(鍛造ナイフ)の制作記です。
材料は錆々のハイス鋼製リーマのスクラップ(上段左から2つ目)。
ハイス鋼は金属を削るためのドリルビットなどによく使われる高温にも耐えられるように設計された合金鋼で、硬く粘りがあり耐摩耗性に優れているので刃物として優れた材です。
炉は七輪と上蓋に耐火断熱煉瓦を、燃料は木炭、そこにブロワ―で酸素を送り込み高温を得て、赤めたハイス鋼を叩いて刃物の形に整えました。
叩いていた時は柄(つか)を付けて包丁にするかなあと思っていましたが、刃幅が狭いので繊細な仕上がりにするため持ち手は地金に木の皮を巻いています。
刃の形状は中腹に稜線の際立つ刀を意識。
焼き入れ後、580℃で1時間キープ&空冷を二回行い焼き戻し&2次硬化しました。
廃材からナイフを制作しました。
打ち刃物(鍛造ナイフ)の制作記です。
材料は錆々のハイス鋼製リーマのスクラップ(上段左から2つ目)。
ハイス鋼は金属を削るためのドリルビットなどによく使われる高温にも耐えられるように設計された合金鋼で、硬く粘りがあり耐摩耗性に優れているので刃物として優れた材です。
炉は七輪と上蓋に耐火断熱煉瓦を、燃料は木炭、そこにブロワ―で酸素を送り込み高温を得て、赤めたハイス鋼を叩いて刃物の形に整えました。
叩いていた時は柄(つか)を付けて包丁にするかなあと思っていましたが、刃幅が狭いので繊細な仕上がりにするため持ち手は地金に木の皮を巻いています。
刃の形状は中腹に稜線の際立つ刀を意識。
焼き入れ後、580℃で1時間キープ&空冷を二回行い焼き戻し&2次硬化しました。