赤い朝顔＊手描きレジンの帯留め

閲覧いただき、ありがとうございます。 夏の定番、朝顔の帯留めです。 さわやかな夏の朝、赤い朝顔が葉や蔓を延ばして成長していく様子を描きました。本来は縦にして見ていただく構図ですが、帯留めなので横にして描いています。横にすることで、キラキラした空いっぱいに咲く赤い朝顔が印象的です。 朝顔といえば「朝顔につるべとられてもらい水」（加賀千代女）が有名ですね。 （朝顔のつるが井戸のつるべに巻きついていて、水を汲むためにそのつるをちぎってしまうのは可哀想なので、隣の家に水をもらいに行きました・・・という意味ですね）千代女の朝顔に対する優しい気持ちが表れている俳句です。 江戸時代の加賀千代女が見た朝顔の花の色はどんな色だったのでしょう？ この帯留めの花の色は「えんじ色」を使っています。 朝顔の優しさや可愛さを表現しました。 レジンとアクリル絵の具を交互に何度も重ねて、透明感と立体感が出るように描いています。下書きなしで描いているので、同じものを作ることはできません。一点物です。 朝顔の花言葉は「固い絆」「愛情の絆」 つるをしっかり支柱にからませることからついたそうです。素敵な花言葉ですね。 存在感のある大きさなので、夏の着物やお洒落な浴衣につけていただきたい帯留めです。優しく、エレガントで可愛すぎない朝顔の帯留めをお探しの方におすすめです。帯留めの形も八角形の変わった形なのでインパクトがありますね。 夏のお出かけや夏祭り、花火大会にも活躍してくれそうです。 三分紐、四分紐用です。 ＜帯留め素材＞ 本体：レジン液・アクリル絵の具 台座・帯留め金具：ニッケル ＜レジンとアクリル絵の具で描いた帯留め＞ アクリル絵の具で花や葉を少しずつ描き、レジンを上から流して硬化させる。硬化したレジンにまた、アクリル絵の具で花や葉を描き、レジンを流して硬化させる・・・これを何度も繰り返して、作品を完成させます。繰り返す回数は作品の大きさや描く物によって違いますが、通常の大きさ（4㎝×3㎝）であれば7、8回です。 重ねる回数や描く順番によって遠近感がでます。 「赤い朝顔」は大きめの帯留め金具を使用しているため、レジンとアクリル絵の具をそれぞれ10回描いたり、硬化させたりしています。表面張力を利用しているので、八角形の帯留めは10回が限界だと今回思いました。。。