七十二候をもっと楽しむ「研究ノート」

七十二候について、暦の歴史や陰陽思想など、背景知識も含めてイラストで紹介した冊子です。 七十二候に登場する花、植物、虫、鳥についてもまとめて紹介しています。 現在日本で使われている七十二候は、平安時代に中国から伝わったものを、江戸時代に日本風にアレンジされたものがもとになっています。 今私たちが使っている七十二候は、古代中国の「元祖・七十二候」とどのように違うのか、一覧表にまとめた上で、中国独特の七十二候についても取り上げています。 七十二候について知らない方にも、すでに知っている方にも楽しんでいただける内容となっています。 ぜひ、七十二候の暦カレンダーと併せてお楽しみください。 ＜七十二候とは＞ 1年を24等分した二十四節気（春分、立春、夏至など）をさらに3等分（初侯・次侯・末侯）し、1年を72の季節に分けたものをいいます。 カエルが鳴き始める頃という意味の「蛙始鳴（かわずはじめてなく）」のように、それぞれの季節に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表し、季節を5日と短く区切ることで日本の繊細な季節を表現しています。 季節の訪れを一歩先に察知することができ、農作業を進める目安として重宝されてきた暦です。 ・サイズ：B5サイズ（182mm×257mm） ・ページ数：28ページ（表紙・裏表紙含む）