けやき --木について--

おりにふれ で良く使用する木材について説明します。 ○けやき ２枚目画像、右が柾目。左は板目です。 丸太から板を作るその方法で、板に出てくる模様が変わります。 柾目と板目で個性がでるのがけやきの特徴でもあります。 柾目は、ちょうどホールケーキをカットするように中心を通る切り方をします。大きな板を取るには樹齢の高い木が必要です。反りにくいなどの特徴もあり、材としては重宝されます。 板目は中心を通らずに切ります。模様に個性が出ます。大きい板がとれるので、一般に良く流通しています。 けやきは、耐久性耐湿性が優れていて材としての評価が高く、昔から良く利用されてきました。 日本人にはひのきに次いで親しみのある木と言えるかもしれません。 木目はうつくしく、どっしりしっかりとした印象のけやき。硬い木で、磨くとつやがあがります。長く使うことに向いた木です。経年のつやは、奥から浮かび上がるようなつやで、けやきの木ならではの表情が現れます。 アクセサリーを作るときには、きれいだったりおもしろかったりする場所を、デザインと照らし合わせて探していきます。