生きているから保存管理がいらないし、非常時にも最強な家庭菜園。
片手間に植物を育ててきて、比較的簡単に育てられたものと、手間いらずの栽培技について書いてみようと思います。
<ベランダでも育てやすい>
特に何もしなくてもたくさんの収穫が見込める野菜はミニトマト!
普通のトマトに比べて育てやすく、小さめの鉢でもよく実がなるので、ベランダ菜園でも簡単に育てることができます。
品種にもよりますが、最盛期は一株につき一日2~3粒くらい収穫できます。消費量に合わせて植える株の数を決めると良いですね。脇芽がでてきたらそれを折って、水に浸してから土に挿しておくと株を増やすこともできます。
<放置しても育つ>
もともと野草であるハーブは、ほったらかしでも繁茂します。
シソ科とセリ科など、科の違うハーブを混植して栽培すると、虫に全滅させられるようなことが起こりにくくなります。
お茶にしたり料理の香りづけに使ったり、何かと役に立つハーブ類ですが、さまざまな薬効が認められているのも心強いところ。庭にお守りとして植えてみるのもいいかもしれません。
<果樹のすすめ>
長期的に安定して収穫が見込める果樹。
一年草の葉物野菜は収穫どきにためらってしまって、けっきょく花が咲くまで眺めてしまうことが多い私ですが、果実が収穫できるときは嬉しい気持ちになります。
低木のベリー類は、鉢植でも育てることが出来ます。ブルーベリーは耐寒性の品種と暑さに強い品種があるので、住んでいる地域の気候に合ったものを選ぶとよく実ってくれると思います。
<コンパニオンプランツ>
野菜やハーブの混植、樹木とグランドカバーになる草花など、特定の植物を一緒に植えると、お互いに良い影響を与え合う組み合わせをコンパニオンプランツといいます。主な効果には次のようなものがあります。
・虫が付きにくくなる
・生育が良くなる
・病原菌を抑える
例えば、ニンジン(セリ科)とエダマメ(マメ科)を一緒に植えると、ニンジンを食べに来る虫はエダマメを嫌い、エダマメを食べにくる虫はニンジンを忌避するので、虫害に遭いにくくなります。
違う科の植物を一緒に植えることで土壌が豊かになり、病原菌に対する拮抗菌が増えるため、病気にかかりにくくなります。
またマメ科は窒素固定という能力で周りの植物にも栄養を提供します。
余ったらご近所さんにおすそ分け&交換できるし、minneの食べ物カテゴリーでも野菜販売可能になっていますね。
始めておいて損はなし!家庭菜園についてでした。
―2020.3.29
※ この記事は、写真入りのロング版をブログにアップしています
https://1djungle.tumblr.com/post/613835516463464448