絵描き
愛知県の三河の山里に暮らす絵描きです。ジャンルは現代美術で、昔はいろいろな材料を使っていましたが、今はコピックという水性ペンで紙に線を描くというごく単純な方法になりました。だいたい、次の3つのテーマでシリーズ作品をつくっております。
★アラクネンシスシリーズ……アラクネとはギリシア神話に出てくる、アテナに蜘蛛にされてしまった織姫の名です。蜘蛛が巣を張っていくように、一筆書きでぐるぐると描いていきます。このシリーズをはじめたのは学生時代で、今からもう半世紀も前なのですが、今だに続いている……よほど自分に合っているようです。まあ、単なる落書きなのですが、楽しんで描いているので、楽描きです。
★jimonシリーズ……jimonは「字紋」で、文字を連ねて模様化するというシリーズ。これは、10年くらい続けています。篆書や金文、甲骨文などの古代文字が好きで、これで人名や地名、四字熟語や格言、文章などをjimon化しています。
★emonシリーズ……emonは「絵紋」で、絵を連ねて模様化するというシリーズです。絵は、なんでも絵にできるものならすべて使います。日用品や本やCD、自分で考えたキャラクターやマークや抽象紋様、なにかよくわからないものなど……つまり、文字以外のものはすべて「絵」としてemon化してしまいます。
★この他、Q_bookシリーズなど、立体作品もつくっております。
愛知県の三河の山里に暮らす絵描きです。昔は油絵やアクリル画を描いていましたが、最近は、白い紙に水性ペン(コピック)で、ひたすら線を描いていく、いわゆるドローイング作品が中心になりました。一本の線をどこまでも展開していく一筆描き作品のアラクネンシスシリーズ、文字を紋様化して連ねるjimon(字紋)シリーズ、絵を紋様化して連ねるemon(絵紋)シリーズを柱に、いろんな作品をつくっています。個展は、東京でやることが多かったですが、最近久しぶりに地元愛知県の碧南市で行いました。
[全 23作品]
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