お正月はのんびりできましたか?
2023年が穏やかで、実りある1年でありますように。
標高も高いカッパドキアは、冬の氷点下はあたりまえ。
でも、今年は暖冬?・・・1月でも、最低でも今のところ‐7℃。
例年、この時期は-15℃くらいあたりまえ、-25℃でも驚かないくらいですが、
今年は雪もほとんどなくて、寒さを覚悟していたのに、
なんだか拍子抜けしています。雪かき不要で楽ですけどね。
雪はないけど、今は氷の世界です。
早朝-7℃で木々も凍り、白いトゲトゲは樹氷!
遠目には真っ白が花が咲いたようです。
カッパドキアがいたるところが凍り、
白からグレーまでのグラデーションが美しいです。
この色のイメージで何か作りたくなりました。次の冬の宿題とします!
【新春の新作「さくらんぼ」】
まだまだ寒いけれど、AYTURKでは春のアイテムの作成に入っています。
最初に完成したのは、「チェリー」
大きめビーズを包むように糸を巻き付けて作る「チェリー」
ボンジュックオヤの技の1つですが、これ難しい・・・
ビーズは大きいとは言え、穴に無数の糸を通すのがコツがいる技です。
細い糸で、中のビーズがしっかり隠れるように包むのも、根気のいる作業。
コレができる人を、ずっと探して、探して、ようやく新春にご紹介することができました。
新作「チェリー」は3色です。
ピンクには、ピンクの濃淡のチェリー。春らしく、葉は淡いミントグリーン。
ベージュのシフォンに飾るチェリー、オレンジとも迷いましたが、
ベージュと真っ赤なチェリーにしました。
赤で正解!カワイイです。
そして・・・まだ冬なので、ブラックも作ってみました。
チェリーは真っ赤!
ブラックにビビットレッドが対照的で気に入ってます。
縁取りのビーズも赤。
「チェリー」のシフォンストール、
ベーシックなさくらんぼらしいカラーで作りましたが、
「マリー」のように、何色で作ってもカワイイはず、
夏のコットンベースのストールで、
印象を変えた「チェリー」作りたいなぁと思ってます。
爽やか、サマーチェリー・・・宿題とします!
【春待ちストール・・・桜】
ストールのベースとなる生地探しも大切なお仕事です。
田舎のカッパドキアですからね、素地のバリエーションも限定的。
また、トルコで好まれる生地は、さらりとした肌ざわりの合成繊維がほとんど。
天然素材って、しわにはなるけど肌に優しいと思うんですけどね・・・
見つからない!
いくつもの生地問屋さんに、
新色&新生地が入ったら連絡をくれるようにお願いしてまして、
去年入手したのがラベンダー色のシフォン。
キレイな発色の色を見ると、作品のイメージが湧きます。
ラベンダー色のシフォン・・・生地を見た、最初の印象は大人・エレガント。
新春らしく「桜」モチーフを選んでみました。
このカラーの組み合わせのヒントをもらったのは・・・「マカロン」笑
田舎のカッパドキアでも売っていたんですよ、キレイな色のマカロン!
速攻で買い、味わっていただきましたよ。
イエローのバナナ、グリーンのピスタチオ、ピンクのラズベリー、
ホワイトのバニラ、ブラウンのチョコレート♡
着色料だとは分かっていても、幸せ~いただきました。
今までのAYTURKならば、パープルベースにイエローは入れないけれど、
マカロンのカラーがキレイで印象的で、
パープルに、エクリュ(生成り色)に近いイエローをプラスしてみました。
優しさが増した感じですね。
パープルとホワイトだけでは、
クールな印象だけどイエローの温かみが気に入っています。
Thank you マカロン♡
冬真っただ中のカッパドキアですが、明るいカラーのアイテムを見ているだけで、
気分の明るく・元気になれる気がします。
2023年も一歩一歩、皆さんに幸せをお届できるAYTURKでありますように。
ブログ:https://note.com/ayturk/n/n1a869874311c