今回は新作のガーゼタオルハンカチをつくりました!
この度オリジナルのテキスタイルに挑戦しております。
鮭の柄を3種類つくりました。
写真にあるように、試作&修整を何度も繰り返しやっと柄が完成しました!
ここからさらに試行錯誤で全体のデザインを作成中ですので、販売開始しましたら是非出来上がりをアトリエの商品ページにてご覧頂けたら嬉しいです!!
私の地元の川では毎年秋に鮭の遡上があります。
実家から1番近い本屋さんが自転者で20分程のところにあり、途中に川があるので、よく橋の上から鮭が跳ねる様子を眺めていました。
あの大きな魚がそこかしこで跳ね上がる様子は迫力がありますし、こんなに活き活きとして見える鮭が産卵と自らの死に向かって泳いでいるのかと思うと、水飛沫と共に命が弾けているように思えて、毎年感動してしまいます。
地元の小学校では人工授精させた受精卵の観察学習が行われます。
鮭の受精卵の中に目が覗くようになり、クルクルと動くようになると稚魚は薄い被膜を破り外に出てきます。孵化したばかりの鮭の稚魚はお腹にオレンジ色の袋を付けています。子供が一人でご飯を食べられるようになるまでの栄養です。袋が小さくなってくるとだんだんと動きもすばしっこく、力強くなっていきます。
私も子供ながらに、『こうしてまたこの子達も大海へと旅立っていくのだなぁ』と思うと、命のバトンが渡された瞬間に立会えたように思えて、やはり感動してしまいます。
そんな原体験があり、私にとって鮭という魚は身近であり、なんだか尊い存在です。
そんな個人的な思い入れでデザインしているので、自分で作りながら「私以外にこれがほしい人なんているんだろうか…」と疑問に思ってしまったり。笑
でも「日本のどこかには感性の似た方がいるはず!」とも思いながら作成しております…(作家活動を通じて、そんな似たもの同士の方と繋がっていけたら素敵だなぁ〜とも思いつつ…)
そんなアイテムを作成出来るのも、少量生産のハンドメイドならではの魅力ではありますよね!
少しでも気になるなと思って頂けたら、是非アトリエをチェックして頂けると幸いです(^^)