この度レザークラフトや工房製品のメンテナンス保守部材などのご要望にお応えして工房謹製マテリアルの頒布を開始いたしました。
中でも趣味の領域では作成が困難な花革マテリアルのご紹介です。
https://minne.com/items/41803030
小型花革マテリアルの製作が難しい理由としましては、
1 手裁ちでの製作が困難であること
2 裁断機での裁断において小型複雑な形状になるため、鋳造削りだしになるため型の製作費用が通常の10倍程度必要
3 革の厚みを考慮しなければ金具の足が足りなくなるため革鋤が難しい場合に取り付け困難な要素が発生する
などなどがあります。
工房での製作にあたりましてはある程度ハード質な革を選定し全体を1.5ミリ程度に鋤いた上で裁断をおこなって製作しています。
またマイナー部材の為に一般的に値段が高いのか安いのかも分かりずらいと思いますので業界的な目安もご説明。
平均的な裁断屋さんでの裁断機による裁断は1カ所30円程度が平均的かと思われます。
30円を10カ所で300円、革をざっくり1ds前後100円、パッケージングにミンネ販売手数料を考慮したお値段を設定させていただきました。
現実問題で裁断型の費用(消耗品)や裁断時にゴムクッションを仕込まないと抜けませんのでゴム代(良いところ30回で使用不可)電気代など考慮すればかなりお求めやすいと思います。
今後も種類を増加してまいります。
工房へのご注文お待ちしております。