国立西洋美術館の収蔵作品エドヴァルド・ムンクの「虎と熊」を基にした総刺しこぎんクマ。
元の絵がどんな絵なのかは、国立西洋美術館のサイトの作品検索で見ることができます。
https://collection.nmwa.go.jp/G.1991-0092.html
さて。この絵をもとにツキノワグマの子どもみたいに真っ黒な子が誕生しました。
虎と熊の「クマ」。
私はこぎん刺しのテディベア作家なので、こぎんクマはたくさん作ってきました。
ムンクの元の絵を見た時、白が多い虎と比べて真っ黒に描かれているなという印象でした。
目鼻も塗りつぶされているため、表情もわかりにくい。
そのあたりが総刺しこぎんクマの雰囲気に合うなと思ったのですが。
デザインを考えるにあたり、「虎と熊」が展示されている美術館の企画展を見に行き、
「毛足が長い黒熊」という設定であると知りました。
そして、原画通りにできるだけ黒い毛並みを再現するため、こぎん模様は黒を多めにでるようにしました。
つまり、糸の部分が多い古作の模様を刺したのです。
詳しい設定などはショップページからもごらんください。
https://minne.com/items/39514335
黒にサンドベージュはスタイリッシュで、ユニセックスな雰囲気が満載です。
性別年齢問わず似合う、お部屋のおしゃれなアクセントになります。
ぜひショップからご覧ください。