三河に昔から伝わる土着の織りを使って

三河に昔から伝わる土着の織りを使って

三河地方では昔、国内でいち早く綿が持ち込まれ育てられてきた為、木綿の織物が普及しました。 それは生活の中で使われる着物であったり 持ち物に使用され、 丈夫で耐久性のある綿の織物として 三河の民衆に人気があり、広まっていたといいます。 しかし、それは決して特別な布ではありませんでした。 普段の日常生活に使われる布、 毎日畑仕事で使うモンペであったり 普段着る着物であったりしました。 どこの家でも綿を育てて、綿から糸をより、 女性が機を織って家族分を賄って来たのです。 生活の中に当たり前にある、木綿の布。 希少なものでも何でもない、 日常で使われて来た布だった故に、 後世にほぼ文献、資料は残っていません。 わずかに残っている資料から、 昔の女性達が織り、日常生活の中で楽しみ、 家族のために、 自分のために 織ってきたのであろう木綿の織りを、 伝承として残そうとしている団体があります。 私もそのメンバーの1人です。 今まで織って来た木綿の織物を使って、 マクラメ編みしたアクセサリーのケースとして 皆さんに見ていただけたらと思い、企画しています。 いま試作品を作り、皆さまにも手に取っていただける作品になるように試行錯誤をしています。 納得のいく作品になったら、 こちらでご紹介させていただこうと思います。 どうぞ楽しみにお待ちください。

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伝統の織りとマクラメ編みをするものづくり作家

KOUYA-KARIKA'S GALLERY
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