4月になり、やっと遅い春がやってきました。
北国の春は、梅も桜も、クリスマスローズも一度に一斉に咲き始めます。

バレエのクラスでは、新年度で転出したり、転居して新しいメンバーが加わったりと
出入りがありましたが、変わらずに熱いレッスンは続いています。

この一年余り、服を製作する時間をレッスンに費やしていて、新作はバレエのレッスン着ばかりになっています。」







春の訪れ

バレリーナにとって、ワルツを踊ることは夢の一つです。


フレンチピンクのワンピースに紫のラメのウエストリボンで結ぶオーバースカートをつけた衣装でワルツのリズムに合わせて、踊るといいうのは、なかなか難しいものでした。

編成を変えながら大人バレエの10人が、ワルツのリズムに合わせて踊ったのは楽しい想い出です。






ワルツ

【コツコツバレエ】

明るい陽射しの季節になりました。
レッスンの教室から見える山々も日に日に緑が濃くなっていきます。

バーレッスンでは、足のアンディオールや上体の使い方、腕のポジションについて
細かく注意をすることが沢山あります。

センターレッスンでは、バランスを保ちながら音に合わせて身体を動かすという更に難しいことになります。

バレエの身体の使い方、重心の取り方を繰り返し練習しますが、なかなか自分のものになりません。

コツコツと日々のレッスンを積み重ねるしかありません。



コツコツバレエ

バレエのチュチュのような牡丹の咲く季節です。

バレエののチュチュをイメージしてバレエの巻きスカートを作ってみました。
回転時に美しく広がります。

バレエは、特有の難しい身体の使い方を求められます。
できないことが多いのですが、
できないからこそ面白いと思います。

厳しいレッスンを楽しむことができるようこんなスカートを身に着けて
レッスンに励みたいと思います。



バレエチュチュと牡丹

創作バレエ【宵待ち草】は、竹久夢二の絵を彷彿させる大正ロマンの雰囲気を表現したものです。

大人バレエのグループは、ワルツのピンクの衣装のオーバースカートをとって、【宵待ち草】の衣装となりました。

同じ曲を踊った小中学生は、可愛らしい白のワンピースで元気に、
ヤングレデイの人達は、白のロングドレスでしっとりと踊りました。

宵待ち草

バレエの身体の使い方は、特別です。

背筋を伸ばし、肩と胸をはります。
骨盤を立て、足の裏でしっかりと床を踏みます。

更に指の先から足の先まで神経を行き届かせます。

足や腕の動作をするためには、体幹がしっかりしていることが求められます。

バレエの美しい動きは日々のたゆまない努力の積み重ねにより作られていきまます。

おとなになってバレエを始めた場合、身体の動きを頭では理解できるのですが、身体がついていかない
ということもあります。

少なくとも、姿勢改善や転倒防止、体力増進にもなると思います。



大人バレエの効用

【タンゴオリジン2024】を見に行ってきました。

ピアノ一人、コントラバス一人、バンドネオン一人、バイオリン二人、
歌手一人の力強いが哀愁溢れるタンゴの音楽に圧倒されました。

バンドネオン（アコーデオン？）が奏でる切なく歯切れの良い、独特な音色に
生で初めて触れ、すっかり魅了されてしまいました。

タンゴのリズムに合わせて、男女のペアが切れ味の良いステップを踏んでいきます。
みごとな足さばきと、男性と女性の情感溢れる踊りに引き込まれてしましました。

人間の感情を日本とは違った音楽と身体を使って表現する文化に生で触れて、
新鮮な感動を覚えました。







タンゴオリジン２０２４

厳しい暑さが続いていますが、水分、睡眠、栄養たっぷりで
夏を乗り切りたいものです。

さて、市内のバレエ研究所から若いダンサーさんのコンサートがありました。
第一部、レ・シルフィード、第二部　アラカルト、第三部　ドンキホーテから
それぞれ名場面が披露されました。

厚さ、寒さを通してのたゆまないレッスンの成果でした。

私は、それぞれの衣装も楽しみに見ています。
この頃は、レッスンやコンサート鑑賞で製作が追い付いていませんが。

サマードリームコンサート

ケセラセラという懐かしい3拍子のメロディーに合わせて踊ってみることにしました。
衣装は前につくったものを再利用します。
幸い生地はまだとってあったので、あたらしいメンバーのために、新調できました。

バランセセを美しく踊れるよう練習中です。

ケセラセラ

【探し物】というテーマで創作バレエに挑戦します。

大切だと思うものを必死で探す自分。

無い無いと大騒ぎする自分。

困った気持ちや追い詰められた気持ち、誰かに頼りたくなる気持ち等様々な感情が湧き上がります。

そんな気持ちが人との出会いによって、和らぎ溶けていくことがあります。

ありのままの自分、このままの自分でいいのだと、失いかけた自分を取り戻します。

そんなストーリーです。




探し物

【閉店予告】

閉店を考えております。

発表会を控え、レッスンの日数が増え、製作に集中することが難しくなってきました。

9月末日の閉店になるかもしれません。

在庫のあるものを販売の設定にし直しました。

ご利用いただければ嬉しいです。　　リラ











閉店予告

【けんじの夢】

けんじとは、童話作家の宮澤賢治のこと。
宮澤健治が、夢見た童話の世界を坂見和子先生が表現した創作したバレエです。

宮澤賢治が育った岩手県のお祭りに踊られる鬼剣舞の衣装をイメージして
衣装を作りました。

夕焼けの中でのどかに遊ぶ子供たちの姿が印象的でした。

賢治が暮らしたのどかな景色は、今でもそのままに広がっています。


NORTHLILA529'S GALLERY

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