エピソード「体力作り🔥」

エピソード「体力作り🔥」

最近、作家さんと会うと「体力の必要性と体力作り」についての話がよく上がります。 細かく言うと、「学生時代や、20代前半までは気づかずに平気でできていたことが、徐々に無理が効かなくなり、パワーで押し切っていた事を、力を温存しながら頭も使って乗り越える事が必要になってきて、さらに、これから年が上がるにつれてよりそれが顕著になって行く事に対しての気づきと、実感と、怖さついて」の話です。 そういえば、私は中学生の時、陸上部に入っていて、高校生になってから美大受験に向けて本格的に、限られた時間で制作する事をし始めたのですが、その時に感じたのが、 持久走(長距離走)とデッサンをする感覚がすごく似ているなということでした。 持久走の長い距離をほぼ同じ速さを保ちながら速く走る感覚と、デッサンの限られた時間(私の場合は4時間)で休憩することなくいい絵を完成させる感覚や、 長い距離なのにペースを乱さず速く走る事と、時間が限られているのにいい絵を書く事のために、息遣いやフォームを調整する必要があるところがとてもよく似ていて、美術や芸術というと体力はあまり関係ない様に思っていたけど、いい絵を描くためには、体力とその使い方を考える必要があるのだなと感じたことがありました。 そして、陶芸であってもそれは一緒で、いい物を作っていくには、体力とその使い方がとても重要であることを改めて実感しています。 そんな中、同世代の作家さんの友達からウォーキングやヨガ、筋トレなど最近始めた体力作りの方法を聞いて、そうまでして制作を続けることを選び続けているのだなと面白く思いました。

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