イメージアーカイブ・ラボとのコラボ企画「minne ART MUSEUM-世界的名画とハンドメイド」にて、
いくつか対象の作品があるのですが、
まず初めにピンときたゴッホの「星降る夜、アルル」から作品を制作することにしました。
(他のどの作品も、とても大切に思っているので迷いましたが…!)
原画は紙にアクリル絵具で描いているのですが、
タッチの隙間からグリッターがチラ見えするという、
レイヤー(層)の面白さを出したくて、
それを念頭に置きながら描きました。
グリッターケースでの作品制作は初めてでして、
ずっとトライしてみたいなあと思っていた部材でした。
ゴッホの「星降る夜、アルル」と、ゴールドのグリッターって合うかも!
隙間から覗くのであれば、あらためて私が描く意義があるし。
…というアイデアから、グリッターケースでの制作案が始まりました。
今回、興味深い企画にてトライすることが出来てよかったです。
私なりに描くとしても、
ゴッホの絵をあらためて描くなんて、うまくいくかなあ…?
とも思いましたし、
元の絵自体の画像を使用して制作することも考えたのですが、
「それでは私が作る意味が薄れ過ぎるよなァ…。」
「なにより私のたのしみどころは、絵を描くところであるし。」
ということで、おこがましくも?描くことにしました。
普段と描き方が違うので、ちょっとハラハラしましたが、
それはコラボレーションの醍醐味です。
(ゴッホに関する書籍も久しぶりに読みました。)
グリッターの効果も相まって、
夜の静かな空気の匂いのする、
ちょっとゴージャスな気持ちになるケースとなりました。