「紫の息吹 スマホケース」は、
ちょっとシックに持てるような、
絵具の様子を活かした絵柄のケースを作ってみたくて浮かんだアイデアです。
原画は紙にアクリル絵具、少しだけペンで描いています。
小さなドットのところは、銀色の絵具でステンシルしています。
(なので原画では少しもこっとしています。)
近年、個人的に好きになってきた色がいくつかありまして、
そのうちのひとつが「紫」なのです。
「紫」には大人っぽいイメージもありますし、
あまり私が扱ってこなかった色ですのでチャレンジし甲斐があります。
それならと「紫色」をテーマに、スマホケースを作ってみることにしました。
絵柄の感じも、今まで作ってきたケースのものとは異なるので、
ちょっと冒険です。
(絵画作品とは別に描くドローイングでは、今回のような感じのものも描きます。
いろんな描き方や画材の実験をします。)
今回のスマホケース制作のテーマに、
「ケースを持った姿を客観的に見た時に、決まる、いい感じに見える。」
というイメージがありました。
ケースを持った姿が素敵になるように、
持っているご本人と引き立てあうような、
響きあうような、
ケース以外の要素と響きがいい感じであるような、
そんな全体像を想像して作りました。
なので、ちょっと隙間があるデザインになるように、
”余地”があるように原画を描きました。
この作り方、目的地の設定の仕方も、
私にとっては新しい試みでした。
この色と絵柄の持つ響きが、
ケースを持つ方の魅力を引き出してくれますように。