私たちの手織りの魅力…
もちろん織る人によって様々ではあるのですが、総じて言いますと、当店の織りの魅力は黒い作為性が感じられない所にあると思います。
「良く見せたい」とか「褒められたい」とか「モテたい」とか「可愛いと言われたい」と思っても、そう思う時の後ろめたさや恥じらいなどの黒い気持ちが無いのです。
ただただ「モテたい!」というピュアな気持ちが出てくる。原始的でアニミズム的な強さも感じます。
そういう織りや人に面した時、「自分は色んな邪念がついてんな」と感じるのです。
モテたいって思った時の黒さは何なんだろう?「ナルシストかよ」みたいな嘲笑や、「いやブスだしムリムリw」という諦め、「モテたいとかダッサwww」という妙な上から目線の私…誰が決めた訳でもないのに、否定される私。
そういったものが無いことに驚くのです。
そして「モテたいって後ろめたくない…」と気づく。
気づくと心が楽になっていく。
気づくことは、簡単なようで難しいので、当店との縁が、そのきっかけになれば嬉しいです。