遠い世界を身近に感じる

遠い世界を身近に感じる

Ufufuyaで一番最初に作った作品は、こちらの聖ワシリー大聖堂のブローチ。 ロシアのモスクワにある教会です。 大好きな建築物なのですが、まだ実物を見たことがなく、憧れがつのるばかり。 死ぬまでにこの目で見てみたいです。 Ufufuyaの作品は、まさにこの聖ワシリー大聖堂のような、世界の素敵な文化への憧れの気持ちから生まれています。 そんな憧れの世界を少しでも身近に感じられるといいな・・・という思いで「遠い世界を身近に感じる」というキャッチフレーズを使っています。 今回は、このキャッチフレーズについて少し掘り下げてご紹介できればと思います。 私が一番わくわくするのは、これまで自分が知らなかった世界に出会うとき。 とくに海外の文化や歴史に触れるときです。 身近な場所にも知らない世界はたくさんあるけど、距離が遠くなればなるほど、自分の日常・常識・文化とのギャップが大きくて、「こんな世界があったのか!」という刺激や感動も大きくなる気がします。 知らない世界と出会うタイミングはいろいろあります。 旅行に行くときはもちろん、美術館・博物館に行ったり、本を読んだりするときにも。 旅行をしていてその国や地域のことが好きになると、「ここに住んでみたいなぁ」と思ってしまいます。 実際にパリは好きになりすぎてワーホリで半年弱住みました。 国内だと長野に住んでみたいです。 旅だと、その瞬間は非日常であれよあれよという間に現実に戻らなくちゃいけないけど、住むことでその非日常を日常にしたいなぁと思ってしまうんです。 美術館や博物館、本などで出会ったときは、「いつかそこに行ってみたい!」という憧れがつのります。 まさに私の聖ワシリー大聖堂のパターンです。 その国に住んでみるのも、旅行に行くのも、「明日から行ってくる!」というように気軽にひょいっとできることではありません。 もちろんちゃんと準備をすれば不可能ではないですが、家族の都合やお金・時間のことを考えると、ホイホイ行けるわけではないです。 (リモートで効率的にバリバリ稼げるフリーランス一家なら行けるのかも・・・!) 人によっては病気があったり、育児や家族の介護のこともあるかもしれません。 それに、現代の世界だったら頑張れば行けても、過去には絶対に行けません。(いまのところ) 18世紀のベルサイユ宮殿には頑張っても行けないのです・・・ わくわくの源である遠い世界。 実際にその場に行くのは難しくても、その場所にちなんだモチーフのアクセサリーを身につけると、もっと身近に感じられるかもしれないと思いました。 いつかそこに行けますように!という願掛けにもなるかも。 「遠い世界を身近に感じる」には、そんな気持ちがこもっています。 Ufufuyaのブローチを通じて、今は行けない憧れの場所や思い出の場所を少しでも身近に感じていただけると嬉しいです。

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ブローチ作家

Ufufuya
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