初めに、能登半島地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
一日でも早く日常に戻れるようお祈りするとともに、微力ながらお手伝いさせていただきます。
さて、私の話。
昨年は早々にその年の目標を達成してしまったのですが、下半期はあんまり順調にはいきませんでした。
目標達成の要因はそれまでの積み重ねが結実したことなのですが、その後は成果の出ない製作ばかりしてしまったので、
今年は目標達成しても、それに満足しないように心がけます。
今年は『実物大 公衆電話のぬいぐるみ』の再販を予定しています。といっても製作はこれからですが。
以前にレターで「一個作るのに10ヵ月かかるかも?」という話をしましたが、
その時から成長した(であろう)私が作ったら、もっと効率よく製作出来るかもしれません。
出来ないかもしれません。
で、ここで悩みをひとつ告白します。以前にもあったのですが、過去に作ったものをいま再製作しようとなったときに、
その時はお店に並んでいた材料が、いまは並んでいないことがたまにあるのです。
現在のところ公衆電話の材料はまだお店にあるのですが、
もしかしたら将来、材料が無くなって生産終了になるかも……。
専門店で高い材料を求めることも出来ますが、以前読んだ経済関係の本に、
「品質ではなく価値を提供するのが大事」と書いてありました。
つまり高い材料を使って高い商品を売るより、そこでしか作れないものを作って売るべきだそうなので、
……いや、いま言い訳をしました。私が高い材料を使うと気後れしてしまうのでやりたくないです。
ちなみに、今年最初の作品は、上記の材料売り切れ問題により、掲載して売り切れたら廃番になります。
ただ私はこの作品を気に入っているので、それより手に入りやすい材料と少ない工程で作る、
言わば『廉価版』は作るかもしれません。
ですが、知らない間にお店で材料が再版されているというのが一番の理想。そうなるといいね。
ちなみに画像は、年末年始の休みに作った『ミニ太陽の塔』、フェルト製です。
以前作った『パペット 太陽の塔』を添えて。